近大、アバター受付開始
2025-10-07 16:30:07

近畿大学がアバターによる新受付サービスを導入し学生の利便性を向上

近畿大学中央図書館の新たな試み



近畿大学中央図書館(所在地:大阪府東大阪市)は、2025年10月14日(火)からアバター技術を利用した新しい受付サービスを導入します。この取り組みは、学生の利便性も高めつつ、図書館の業務効率化や働き方改革にも貢献することを目的としています。

アバター技術の活用



新たに導入されるレファレンスサービスでは、ディスプレイに表示されたアバターが図書館員により操作され、利用者の質問に応じる形で対応します。このような仕組みにより、対面の相談が不安な利用者にとっては、アバターとの会話が気軽なものになると期待されています。

図書館は、約140万冊の書籍や約8.4万誌の電子ジャーナル、電子ブックや各種データベースなど、多岐にわたる学術情報を提供しており、学生の学習をサポートする役割も果たしています。今回のアバター導入はこのサービスをさらに強化するものです。

利便性の向上と多様なニーズへの対応



近畿大学中央図書館は、リニューアル以来、学生一人ひとりの学習スタイルやニーズに応えるため、様々なサービスを充実させてきました。アバターを用いることで、心の負担を軽減し、様々な国籍の留学生や障害を持つ学生にとっても利用しやすい図書館を目指しています。また、多言語対応や視覚的な支援も可能となり、アクセシビリティの向上にもつながります。

働き方改革と将来の展望



図書館業務の効率化は、運営に携わる図書館員の働き方改革にも寄与します。今後は、AI技術を駆使して24時間対応のサービスを実現することを計画しており、技術の進化により、スタッフが遠隔で操作しなくてもアバターが自動で資料検索を行うことも視野に入れています。これにより、さらに便利な情報サービスを提供できるよう努めていきます。

導入概要



  • - 開始日: 2025年10月14日(火)
  • - 開館時間: 月曜日~土曜日 8:45~22:00、日曜日 10:00~18:00
  • - 場所: 近畿大学中央図書館5階受付窓口
  • - 対象: 本学学生および教職員

AVITA株式会社との連携



近畿大学の取り組みは、アバター技術に関するサービスを開発するAVITA株式会社との提携によって実現します。同社は、「AVACOM」や「アバトレ」といったアバターサービスを提供し、図書館業務のデジタル化を進めています。今後も双方の連携を深め、学生にとってより便利な学習環境の提供を目指します。

この新たな試みは、学生にとってより良い利用体験をもたらし、図書館の役割をより一層強化するものとなるでしょう。

会社情報

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学校法人近畿大学
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