ジブリパークができるまで。[第2期]の魅力
ジブリファン待望の『ジブリパークができるまで。[第2期]』のブルーレイとDVDが、2024年12月4日に発売されることが決定しました。この映像では、愛知県長久手市に位置するジブリパークの新たなエリア「魔女の谷」と「もののけの里」の開園までの制作過程が詳しく記録されています。その内容は、1,400日以上にわたる撮影によって得られた7時間半を超える映像で、全3ディスクに収められています。
ジブリパークの誕生とは?
ジブリパークは、スタジオジブリの作品の世界が体験できるテーマパークで、広大な愛・地球博記念公園内に位置し、「ジブリの大倉庫」や「青春の丘」「どんどこ森」など、様々なエリアが魅力を放っています。そして、2023年11月1日には新たに「もののけの里」、2024年春には「魔女の谷」がオープンする予定です。
「もののけの里」には『もののけ姫』のエミシの村がイメージされ、タタラ場をモチーフにした体験施設や、作品に登場するキャラクターのオブジェが設置されます。特に、乙事主をモチーフにした滑り台などは、子どもたちにとって魅力的な遊び場です。さらに「魔女の谷」では、『ハウルの動く城』の外観を忠実に再現した「ハウルの城」がひときわ目立ち、魔法の世界を体感できる乗り物も揃っています。ここでは、ヨーロッパ風の街並みの中で遊ぶ感覚を楽しむことができるでしょう。
メイキング映像の内容
ブルーレイには、宮崎吾朗監督の指揮のもと、ジブリの世界観を反映したテーマパークの制作過程が詳細に収録されています。例えば、「ハウルの城」がどのように設計され、実際に建設が進められたかの過程が描かれています。専門家たちとのディスカッションや、模型製作、建設現場での緊張感あふれる作業など、リアルな制作の様子を観ることができるのです。
特に注目したいのは、魔法の仕掛けや、郷愁を感じさせるような空間づくりです。吾朗監督が各エリアでどのように細かい部分にまで気を配っているのかがわかる映像は、ファンはもちろん、これから訪れる予定の方々にも楽しめる内容に仕上がっています。
特別編の内容
本作には特別編も収録されており、監督自身が映画『アーヤと魔女』で主演を務めた平澤宏々路さんに「魔女の谷」を案内するシーンも収録されています。二人の会話の中からは、映画制作の裏話や公園づくりに対する思いが伝わってきて、見ているこちらも心が温まる瞬間がたくさんあります。
発売情報
『ジブリパークができるまで。[第2期]』は、ブルーレイ(3枚組)が10,560円(税込)、DVD(3枚組)が7,920円(税込)で販売されます。デジパック仕様や特製アウターケースも付いており、ジブリファンにはたまらない内容となっています。
ジブリパークの魅力を再発見できるこの腰を据えたメイキング映像、ぜひ手に入れて、ジブリの世界を再び堪能してください。