地域食材との出会い
2024-10-25 10:14:14

地域の恵みを未来へとつなげる給食プロジェクト始動

関西圏に展開するコミュニティ型ホテル、ホテルセトレ神戸・舞子の新しい取り組みが注目を集めています。2024年10月30日(水)から、同ホテルのシェフが監修した地域食材を使用した特別メニューが、学校法人愛徳学園の給食として提供されることになりました。この取り組みは、地元産の良質な食材を通じて、子どもたちに食の大切さや地域社会への理解を深めてもらうことを目的としています。

第一回目の給食メニューは「アワジ鶏のグリルと秋野菜のさつまいものスープ仕立て」です。この料理には、神戸市西区にあるC-farmが手がけた有機栽培されたさつまいもを使用。また、当日はC-farmの生産者が学校にお越しになり、規格外野菜を活用する意義や、有機農業について子どもたちに分かりやすくお話をされます。これにより、実際に食材に触れ合うことで、子どもたちの食材への関心を高め、食育の場となることを目指しています。

セトレグループとしては、地域密着型の取り組みを進めており、このプロジェクトはその一環です。地域には、市民すら知らない歴史や文化、持続可能な農業の方法が隠れており、ホテルを通じてそれらを発信し、地域経済の活性化に寄与していきたいと考えています。子どもたちには、給食を通じて地域食材の魅力を知り、将来的な環境問題や食品ロスの意識も養ってほしいと思います。

実施日当日のスケジュールが決まっており、給食時間は12時15分、11時30分から12時15分に生産者による素材の魅力などについての体験を行います。このような取り組みを通じて、食べ物の大切さや、生産者への感謝の気持ちを育む狙いがあります。

また、シェフの高見康之さんは「幸せな食事で、人と想いをつなげたい」と語り、食材から生まれるエネルギーを感じてほしいと考えています。彼の思いが込められた「アワジ鶏のグリルと秋野菜のスープ」は、特に高い栄養価を持つ秋野菜が主役で、濃厚なスープ仕立てに仕上げられています。グリルされた鶏肉と根菜の食感、その絶妙なバランスを楽しむことで、子どもたちの食への興味を広げることでしょう。

ホテルセトレ神戸・舞子は、明石海峡を望む立地にあり、地域の自然を生かしたリノベーションが特徴です。2005年にオープン以来、地域に根差し、来訪客に素晴らしい体験を提供し続けています。店舗全体のデザインやインテリアにはグッドデザイン賞を受賞した実績もあり、環境に配慮した姿勢を大切にしています。

このように、地域の生産者や教育機関との連携は、次世代を担う子どもたちに環境意識を植え付けると同時に、地域の農業や文化への理解を深める絶好の機会です。地元の食材を使った給食に関わることで、彼らの未来にも良い影響を与えられると信じています。愛徳学園の持つ食育活動にこのプロジェクトが加わることにより、それぞれの生産者や地域に対するリスペクトが育まれることでしょう。また、子どもたちの好奇心を誘うことで、食の未来を担う役割を果たすことが期待されます。食を通じて地域の絆を結び、持続可能な社会に向けた第一歩をともに踏み出すことを目指してください。


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株式会社ホロニック
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