株式会社ispace、取締役再任の決議を発表
株式会社ispace(証券コード9348)は、本日、東京都中央区にて開催された第15期定時株主総会において、取締役7名の再任を決議したことを発表しました。また、取締役会後に行われた会議では、CEOであり創業者の袴田武史氏が同日付で代表取締役に再任されました。これにより、株式会社ispaceは着実に次のステップへ向けた基盤を整えていく意向を示しています。
再任された取締役の顔ぶれ
再任された取締役は以下の通りです。
- - 袴田 武史(代表取締役)CEO & Founder
- - 野﨑 順平(取締役)CFO 事業統括エグゼクティブ
- - 赤浦 徹(社外取締役)インキュベイトファンド株式会社 ジェネラルパートナー
- - 川名 浩一(社外取締役)ルブリスト株式会社 代表取締役
- - 中田 華寿子(社外取締役)アクチュアリ株式会社 代表取締役
- - 畑田 康二郎(社外取締役)将来宇宙輸送システム株式会社 代表取締役
- - 牧野 隆(社外取締役)株式会社IHI 顧問
これらの取締役は、今後の宇宙開発において重要な役割を果たすことが期待されています。
HAKUTO-R公式Youtubeにおける社外取締役たちのメッセージ
HAKUTO-R公式Youtubeでは、ミッション2の着陸失敗後、社外取締役5名による心情や今後の決意を語った動画が公開されています。この動画はispaceの未来を見据えた重要なメッセージとなっており、多くの視聴者にインスピレーションを与える内容です。視聴は
こちらからご覧いただけます。
監査役体制の継続
加えて、常勤監査役の井上優司氏、社外監査役の轟芳英氏、内藤亜雅沙氏は引き続きその役割を務めることが決定しました。新たに社外補欠監査役として森慎一郎氏が選任されており、株式会社ispaceのガバナンス体制も強化されています。
CEO 袴田武史のコメント
袴田武史氏は、再任に際して次のようにコメントしています。「ミッション2の成功を目指してチームは最大限の努力をしましたが、その結果は次回のミッションに持ち越されました。私たちは、期待に応えられなかったことを重く受け止め、今後の信頼回復と成功に向けた行動を繋げていきます。私たちのビジョンは、人類の生活圏を宇宙に広げ、持続的な世界を築くことです。」
取締役 野﨑順平氏の見解
取締役でCFOの野﨑順平氏もコメントし、ミッション2の結果を真摯に受け止め、大幅なガバナンス強化に努める姿勢を示しました。「私たちは、これまで以上に透明性を持った財務戦略を推進し、持続可能な成長に貢献します。」と、未来へ向けた決意を表明しています。
社外取締役の見解
- - 赤浦 徹氏は「ミッション2の着陸の瞬間、同じ緊張感を共有しました。失敗は悔しいですが、この経験から新たな挑戦の準備を進めています。」と述べました。
- - 川名 浩一氏は「高揚感と緊張感が交錯する中で失敗を重ねながらも、本物の成功を信じて前進していきます。」と強調しました。
- - 中田 華寿子氏は「透明性の高い経営を実践し、信頼の構築に努める覚悟です。」と、公表を通じて経営陣との連携を強化する意向を示しました。
- - 畑田 康二郎氏は「技術的なハードルは高いものの、ブレークスルーに向けた準備を怠らない所存です。」と発言しました。
- - 牧野 隆氏は「第三者の参加を得て、技術的信頼性を向上させていきます。」と、今後の施策に言及しました。
ispaceは、宇宙産業の発展と持続可能な世界構築に向けた新たな挑戦を続けていきます。今後の活動にもご注目ください。