ニコン日総プライムが新潟県南魚沼市と地域活性化で協定締結

ニコン日総プライムが新潟県南魚沼市との協定を締結

2024年12月23日、株式会社ニコン日総プライム（以下、NNP）と新潟県南魚沼市が、「地域活性化起業人制度」に基づき、地域活性化を目的とした人材派遣協定を締結しました。この取り組みは、地方創生の一環として行われ、NNPが持つ豊富な経験を地域活性化に生かすことを目指しています。

協定の背景と目的

NNPと南魚沼市は、2022年11月21日に包括連携協定を締結して以来、地域創生や活性化に向けた活動を進めています。これまでの取り組みの中で、シニア社員を中心とした越境体験プログラムを実施し、地域への理解を深めてきました。今回の協定により、NNPの社員が南魚沼市に派遣され、より直接的に地域に貢献することが期待されています。

派遣者の業務内容

新しく着任する派遣者は、以下の業務を通じて、地域の課題解決に寄与します。

1. 地域づくり協議会の支援: 南魚沼市内で活動する地域づくり協議会や関連団体の活動を支援し、地域の魅力を高める取り組みをサポートします。
2. 移住や定住促進: 新たな住民の移住を促進し、定住支援や空き家対策事業を展開します。
3. 人材育成活動の支援: 地域探求型の人材育成活動に関わり、地域の未来を担う若者たちの育成を支援します。
4. 市民サービスの向上: 上記の業務を通じて、市民へのサービス向上につながる施策を推進します。

この制度は、地方公共団体が都心の企業から専門的な知識やノウハウを持つ社員を受け入れることで、地域独自の価値を高め、活用することを目的としています。

地域活性化に向けた期待

この協定によって、南魚沼市に派遣される人材は、地域の具体的な状況を踏まえた支援を行うことが求められます。既存の団体との連携を強化し、新しい視点から取り組むことで、地域活性化の新たな道を切り開くことが期待されます。NNPは、経験豊富なシニア社員の活躍を通じて、地域に貢献し、同時に彼ら自身のキャリア開発にもつなげることを目指します。