モンテディオ山形は、この度青野慎也氏を新しいコーチに迎えることとなりました。この発表により、サポーターや選手たちの期待が一層高まっています。青野氏は、1979年に愛媛県で生まれ、サッカー界で豊富な指導経験を持つ実力者です。彼はJFA Proライセンスを取得し、愛媛FCにてジュニアユースからトップチーム、さらにはユースの監督を歴任しました。最近ではモンテディオ山形でもコーチとしての役割を果たしており、充実したキャリアを築いてきました。
青野氏の歩んできた道のりは、サッカー界の厳しさを物語っています。彼は2005年に愛媛FCに入団し、ジュニアユースでコーチとしての第一歩を踏み出しました。その後、愛媛FCのトップチームでコーチ、ユース監督を経て、最終的にモンテディオ山形に移籍。2020年までトップチームコーチとして活躍した後、2021年から2025年5月まで愛媛FCのヘッドコーチを務めました。しかし、昇格には至らず、結果的には残念な形で降格を経験しました。
青野氏は今回のコーチ就任に際し、心境を語ります。「6年ぶりにモンテディオ山形のエンブレムを背負って闘わせていただくことになりました」と話し、再び同クラブへの挑戦を受け入れることに感謝しており、過去の結果に対する気持ちも率直に打ち明けました。「愛媛FCに関わるすべての皆さまには、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」とし、自身の成長を見せる良い機会と捉えています。
青野氏が掲げる目標は「J1昇格」。新たな挑戦に向けて全力でサポートし、選手たちとの団結を強調します。「スタッフ、選手、クラブに関わるすべての人と想いを一つにし、このクラブのために全身全霊で闘います」と意気込みを示しました。また、サポーターとの絆も重視しており、多くの「ブルイズ」を歌い、共に喜びを分かち合える日々を楽しみにしているとのことです。
青野慎也氏の熱いメッセージは、選手たちだけでなく、サポーターにも希望と勇気を与えています。彼のリーダーシップの下、モンテディオ山形が新たなステージに進むことが期待されています。これからのシーズン、青野氏がどのようにチームを牽引していくのか、目が離せません。さあ、新たな挑戦の幕が開かれたのです。彼の情熱と信念を信じ、共にJ1昇格を目指して舵を進めていきましょう。