モンゴルが誇るヘヴィメタルシーンの新星「Uuhai」
新たに注目を集めるモンゴルのヘヴィメタルバンド「Uuhai」が、その待ち望まれた1stアルバム「HUMAN HERDS」を2025年1月15日に全国のCDショップでリリースします。本作は東京都に本社を置く株式会社SPAZIOからの初のリリースとなり、バンドはモンゴルの音楽遺産をヘヴィメタルという形で表現するオリジナリティ溢れる楽曲を提供しています。
Uuhaiとその音楽の背景
Uuhaiは、2016年に活動を開始したバンドで、モンゴルの伝統文化と現代的なヘヴィメタルサウンドを融合させたアプローチで注目を浴びています。YouTubeを中心にシングル「Ser Ser (Awaken)」を発表後、曲ごとに着実に人気を集め、482万回以上の再生回数を誇る楽曲も生まれました。バンドは海外でもライブを成功させ、その都度ファンを増やしています。
ハードロックとモンゴルの遺産の融合
バンド名である「Uuhai」はモンゴル語で「徹声」「喝采」を意味し、彼らの音楽にはモンゴル特有の歌唱法であるホーミー(喉歌)やロングソングが積極的に取り入れられています。軽快かつ力強いサウンドの中に、モンゴルの歴史や自然に対する愛情が込められており、聴く者にその文化の奥深さを感じさせます。
音楽評論家である和田キャプテン誠氏は、Uuhaiの音楽を「大地に轟く勇ましき響き」と称賛し、彼らが奏でるサウンドはただの音楽を超えて、モンゴルの誇りを表現するものだと述べています。これはまさに大平原を駆ける新たな蒙古ロックの象徴です。
アルバム「HUMAN HERDS」の魅力
アルバム「HUMAN HERDS」には、過去にリリースされた楽曲に加え、このアルバムのために新たにリマスタリングされた曲が収められています。合計9曲で構成され、その中には「HUMAN HERDS」、「ANCIENT LAND」、「UUHAI」、「DRACULA」など、多彩な楽曲があります。
さらに、ブックレットが付属し、聴くたびにその作品の魅力を引き出す仕様となっています。特に、収録曲の「KHAR KHULZ」はすでに481万回以上の再生を記録しており、次世代のメタルファンから熱い支持を受けています。
ROCK FOR THE NATIONSの新たな一歩
Uuhaiは、SPAZIOが新たに設立したレーベル「ROCK FOR THE NATIONS」からの第一弾アーティストとしてデビューしており、今後もさまざまなアーティストがここから発信される予定です。この新しいレーベルは、「ボーダレスに楽曲を制作し、ライブを企画・実施する」ことを目的にしており、Uuhaiの活動もその一環とされています。
結語
モンゴルの音楽シーンに革新をもたらすUuhaiの1stアルバム「HUMAN HERDS」への期待が高まる中、彼らの音楽がどのように進化していくのか、今後の動向に大いに注目です。モンゴルの強い文化的背景に根ざした音楽が、全世界のヘヴィメタルファンにどのように響くのか、楽しみでなりません。Uuhaiは今後もその冒険を続けていくことでしょう。