楽しみながら食品ロス削減!
株式会社アッシェが運営する「もぐもぐチャレンジ」は、全国のスーパーマーケットで展開し、環境省および消費者庁から「令和6年度食品ロス削減推進表彰審査委員会特別賞」を受賞しました。この取り組みは、享受する喜びを通じて食品ロス削減に貢献することを目的としています。
「もぐもぐチャレンジ」とは
「もぐもぐチャレンジ」は、スーパーマーケットで賞味期限の近い商品に貼られた可愛いシールを集めるゲーム感覚のプログラムです。参加者はシールを集めながら、寄付や抽選に参加することができます。これにより、楽しみながら消費者の行動を変容させ、食品ロスの削減に寄与しています。
食品ロスの現状と取り組み
日本の食品ロスは年々深刻な問題となり、令和3年度の推計では523万トン、令和4年度には472万トンに減少したものの、その経済損失は4兆円にも達しています。これを受けて、株式会社アッシェは2019年からこの取り組みを開始し、参加店舗は2024年7月末現在で327店舗に広がっています。シールの回収枚数は、開始から5年でなんと2000万枚を突破しました!
環境省による評価
「もぐもぐチャレンジ」の受賞理由には、「値引きを環境問題と結びつけ、参加者が楽しみながら食品ロス削減に関与できていること」が挙げられます。このように参加者の行動を促す工夫が評価され、特別賞という形で報われました。
消費者庁との連携
この取り組みは、消費者庁や食品安全担当大臣とも連携しており、現状の報告やさらなる展望に関する意見交換も行われています。高知県知事への報告も行い、地方自治体とも連携しながら広がりを見せています。
代表者のコメント
株式会社アッシェの代表、須江勇介氏は「もぐもぐチャレンジが多くの方の協力により広がり、このような評価をいただけて非常に嬉しい」と語りました。また、今後は小売店舗だけでなく、家庭での食品ロス削減にも力を入れていく意向を示しています。持続可能な社会実現に向け、楽しみながら行動を起こす仕組み作りを続ける所存です。
まとめ
「もぐもぐチャレンジ」は、楽しみながら食品ロス削減に貢献できる仕組みとして、多くの人々に広がっています。この取り組みを通じて、自分自身の行動が社会に貢献できることを多くの人に伝えることができるでしょう。さらなる普及と共に、地域社会や家庭にもその波及効果が期待されます。ぜひ、皆さんも参加してみてください!