アクシスとジョイスジャパンが外国人ドライバー育成で協業を開始!

最近、自動車運送業界が直面している深刻な人手不足を解決すべく、株式会社アクシスと株式会社ジョイスジャパンが協力して外国人ドライバーの育成に取り組むことが発表されました。ドライバー不足は特にコロナ禍の影響で顕著になり、多くの運送会社が人材確保に苦労しています。関係者によると、2024年度からの5年間で約28万8,000人ものドライバーが不足すると予測されており、緊急の対策が必要とされています。

新たに協業を開始するアクシスとジョイスジャパンは、各々の専門知識を生かすことにより、質の高い外国人ドライバーを供給すると同時に、安全運転技術の向上も目指します。アクシスが提供する「KITARO」というリアルタイム車両運行管理システムを用いて、外国人ドライバーの運転特性やクセを把握し、的確に安全運転を指導することができます。これにより、外国人ドライバーが安心して運転できる環境を整える狙いがあります。

人手不足の解消には、外国人材の受け入れが不可欠な要素となっています。特に2024年には自動車運送業が特定技能制度における新たな分野として追加され、外国人ドライバーの受け入れが進むことが期待されています。ジョイスジャパンは、外国人ドライバーの採用に向けて運転技術や日本語能力、異文化対応力を兼ね備えた人材を精選して紹介します。また、ドライバーのための外国免許切替サービスも提供し、和やかで効率的な就業環境の構築を目指します。

アクシスは、ドライバー不足を解消するために人手確保だけでなく、デジタル技術を導入した業務効率化を図る必要があるとされています。アクシスのCEOである小倉博文氏は、これからの自動車運送業界の発展にはDX(デジタルトランスフォーメーション)が不可欠であると強調し、KITAROを利用することで外国人ドライバーの運転技術が向上することを期待しています。

一方、ジョイスジャパンの代表取締役社長堤敦氏は、外国人の雇用にはさまざまな不安が伴うが、アクシスの提供するKITAROを用いることで、安全に運転できる環境が整うと述べています。これにより、雇用者は安心して外国人ドライバーを採用できるようになり、労働市場の新たな活力となることが期待されます。

リアルタイム車両運行管理システム「KITARO」は、1,100以上の企業で導入されており、業務の効率化やコスト削減に貢献しています。運行データを駆使した安全運転やエコドライブの評価機能が備わっており、運転技術の向上につながるサービスです。これらの新たな協業によって、運送業界の変革が期待され、外国人ドライバーの育成とその安全運転の維持が図られることでしょう。

今後、アクシスとジョイスジャパンの連携が自動車運送業界の人手不足をどのように解消していくのか、注目が集まるところです。成長が求められるこの分野で、二社が果たす役割はますます重要になることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社アクシス
住所
東京都港区西新橋2-3-1マークライト虎ノ門8F
電話番号
03-5501-1277

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