企業のメールセキュリティを強化する新たなサービス
本日、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMOグローバルサイン・HD)は、企業向けになりすましメール対策を強化する「GMOなりすましメール対策支援サービス」を発表しました。この新サービスは、2025年9月16日から提供を開始し、メールに企業ロゴを表示させるための技術的なハードルを解消します。
サービスの目的
近年、企業を装ったなりすましメールによるフィッシング詐欺が深刻な問題となっています。フィッシング対策協議会によると、2024年のフィッシング報告件数は前年と比較して44%増加し、過去最多の1,718,036件に達しました。このような状況を受け、企業はセキュリティ強化と同時にブランドイメージの維持が求められています。そこで、BIMI(企業ロゴ付きメール)とVMC(企業ロゴ所有証明書)によって、正規の送信元を視覚的に証明する手段が注目を集めています。
新たなサービスの特徴
GMOなりすましメール対策支援サービスは、メールロゴの設定とDMARC(なりすましメール対策設定)の導入を一貫して支援します。これにより、企業は手間をかけずに安全なメール環境を整えることができます。具体的なサービス内容は以下の通りです。
1.
DMARC導入コンサルティング:メールの送信元を正しく設定するためのDNSレコードの最適化を提案。
2.
ロゴデータ調整:BIMIガイドラインに準拠するため、企業ロゴのフォーマットを調整。
3.
VMC証明書の申請・発行サポート:煩雑な証明書申請手続きを代行。
4.
BIMI設定支援:ウェブサーバーの準備やBIMIレコードの設定をサポート。
導入による期待される効果
このサービスを導入することにより、企業は以下のような効果を期待できます。まず、公式ロゴが表示されることで、受信者は偽のメールと本物を瞬時に判別できるようになります。さらに、商標登録された公式ロゴが使用されるため、企業のブランドイメージは明確に向上します。また、受信トレイでの視認性が高まり、メールの開封率やクリック率が増加することが予想されます。
価格体系
GMOグローバルサイン・HDは、ニーズに合わせて3つの基本プランを提供しています。これにより、企業は自身の状況に応じて最適なサービスを選択することが可能です。プランの詳細はサービスサイトで確認できます。
今後の展望
GMOグローバルサイン・HDは、BIMI/VMCの導入を通じて企業のメールセキュリティの向上に寄与し続けます。今後は大企業から中小企業まで、さまざまな規模の企業が安心してメール対策を行えるよう、サービスの充実を図る方針です。
参考情報
当社が提供するGMOなりすましメール対策支援サービスについての詳細は、
こちらからご覧いただけます。セキュリティの強化とブランドの信頼性を高めるこの新サービスをぜひご活用ください。