真珠養殖場再生!うみらぼ
2023-07-22 20:03:15
廃れた真珠養殖場を再生!「うみらぼ」が創業1周年イベント開催。4月にはキャンプ場もオープン予定!
廃れた真珠養殖場を再生!「うみらぼ」の挑戦
三重県志摩市英虞湾。かつて真珠養殖が盛んだったこの地で、廃業した真珠養殖場を再生し、地域活性化を目指す「うみらぼ」が注目を集めています。2022年7月に創業した同社は、代表の川野晃太氏が、祖父と父が経営していた真珠養殖場の廃業をきっかけに設立。傾きかけた養殖場を、ソーシャル・イノベーションの場として再生するという壮大な計画です。
創業1周年記念イベント:地域住民と一体となり、新たな一歩
2023年、創業1周年を記念して、初のイベントが開催されました。東京や大阪など全国から38名もの参加者が集まり、養殖場跡地でのバーベキューやスイカ割り、SUP体験など、盛況のうちに幕を閉じました。子供たちもSUPに挑戦し、笑顔いっぱいの様子が印象的でした。イベントでは、これまでに取り組んできたゴミ撤去や護岸整備などの苦労を分かち合い、参加者同士の親睦を深める機会となりました。
川野代表は、イベントを通して参加者同士の交流が深まる様子を見て、「人を惹きつける場所、コミュニティになってきていることを実感した」と手応えを感じている様子。イベントは、来年4月にオープン予定のキャンプ場の動線確認も兼ねて行われ、今後の事業展開に向けた貴重な機会となりました。
来年4月、キャンプ場オープン予定!更なる地域活性化へ
来年4月には、真珠養殖場跡地にキャンプ場がオープンする予定です。現在、外構工事や建物の修繕を進めており、年内には完了する見込みです。また、地域住民との連携を強化するため、月に一度のペースでワークショップやイベントを開催する計画もあります。
地域への貢献と未来への展望
川野代表は、高専進学を機に地元を離れ、都会で就職。しかし、故郷伊勢志摩への愛着を忘れず、二拠点生活を送りながら、真珠養殖場の再生に取り組んでいます。その背景には、「伊勢志摩地方の魅力ある場所の再興が、地元活性化に必ず繋がる」という強い信念があります。「志摩市のファンを増やし、多くの人と知恵を出し合い、養殖場の再生を進めていきたい」と、未来への展望を語っています。
まとめ:再生への道のりは続く
「うみらぼ」の挑戦は、廃れた施設の再生にとどまりません。それは、地域住民の交流を深め、地域経済を活性化し、持続可能な社会の実現を目指す、持続可能な取り組みです。キャンプ場オープンを皮切りに、更なる発展が期待されます。廃墟と化した真珠養殖場を、人々が集う活気あふれる場所に生まれ変わらせる「うみらぼ」の今後の活躍に期待しましょう。
会社情報
- 会社名
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うみらぼ株式会社
- 住所
- 三重県志摩市阿児町鵜方2458-2
- 電話番号
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