高級便器登場
2017-02-17 09:00:06
観光客を魅了する高級便器『紅スパークリングバージョン』が登場
栃木県宇都宮市に本社を構える株式会社さかもとが、国際ホテル・レストラン・ショーに出展し、美のトイレ「BIDOCORO(ビドコロ)」シリーズの新型便器『紅スパークリングバージョン』を初披露します。この便器は、旅行客をもてなすことを目的に開発されたもので、価格は1,000万円(税抜)からと、まさに高級品です。
美と伝統の融合
『BIDOCORO』とは、日本の伝統色をあしらった美しい便器のシリーズ。このシリーズは、2016年に『ジャポニズム-日本美の伝統と進化』をテーマにした結果、完成しました。最初のラインナップは、無地の「草(そう)」、金粉蒔絵風の「行(ぎょう)」、漆塗りの「真(しん)」の3タイプがあり、各トイレが持つ芸術性が認められ、多くのコメントをいただいております。
『紅スパークリングバージョン』の特長
この便器は特に5つのポイントが際立ちます:
1. 高級車のように輝くメタリック調の塗装
2. 江戸時代から続く蒔絵技法を用いたデザイン
3. スワロフスキーを使用した桜の模様
4. 桜の中央には、7カラットのダイヤモンドが施されている
5. 江戸組み紐によるホースコードカバー
このように、まるで芸術作品のようなトイレは、訪れる人に感動を与えることを目指しています。
開発の背景
「BIDOCORO」の開発のきっかけは、明治時代に使用されていた、日本の美しい染付便器との出会いです。この便器には日本の自然や風景が描かれており、その美しさに感銘を受けたことが発端でした。清潔で快適なだけでなく、アートとしての価値をトイレに求めるという「粋」な精神が、「BIDOCORO」を誕生させたのです。このトイレが提供する“ひととき”は、ただの用足しを超え、心に残る時間となることでしょう。
匠の技術
『BIDOCORO』シリーズの便器は、愛知県常滑市にあるジャニス工業による高級陶器製で、塗装と仕上げは自動車のハイエンドモデルを手がける技術者によって行われています。この特別な仕上げにより、見る者を引きつける輝きを実現しています。
展示会の詳細
新モデルの初披露は、2017年2月21日から24日まで東京ビッグサイトで行われる国際ホテル・レストラン・ショーにて実施されます。そのブースでは、来場者に向けて、直接傑作を体験していただくことが可能です。興味のある方はぜひ訪れてみてください。
まとめ
『紅スパークリングバージョン』は、ただの便器ではなく、訪日外国人や観光客にとって、日本の文化と技術の素晴らしさを実感できる一品です。株式会社さかもとは、このプロジェクトを通じて、世界に向けて日本の美を広めていくことを目指しています。トイレの未来を変えるこのデザインを、ぜひ皆さんも注目してください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社さかもと
- 住所
- 栃木県宇都宮市問屋町3172-55
- 電話番号
-
028-656-3188