KDDI Message CastがRCS配信に対応
KDDI株式会社とSupership株式会社が、2025年5月20日より法人向けメッセージ配信サービス「KDDI Message Cast」が、Google メッセージやiOS メッセージアプリにてRCS(Rich Communication Services)配信を開始することを発表しました。このサービスにより、企業は顧客に対してよりリッチで魅力的なメッセージを送信でき、コミュニケーションの質が向上します。
KDDI Message Castの魅力
「KDDI Message Cast」は、法人のお客さまが自社の携帯電話番号に対して一斉にメッセージを送れる便利なサービスです。特にプロモーションやお知らせ、二段階認証などに利用されており、高い開封率が特徴です。今回のRCSに対応することで、従来のテキストメッセージに加えて、画像や動画、ボタン付きメニューなどを活用したリッチなメッセージの配信が可能となります。これにより、視覚的にも分かりやすい情報提供が実現し、よりスムーズな双方向コミュニケーションが可能になります。
進化するメッセージング
スマートフォンの普及に伴い、企業と顧客間のコミュニケーションも進化しています。従来のSMSメッセージは高い開封率を誇る一方で、表現力や双方向性には限界がありました。この課題を解決するために、KDDIとSupershipは国内初となるRCS配信を導入し、より豊かなコミュニケーションを創り出します。
RCS配信の特徴
1.
公式アカウントによる高い信頼性
KDDIの審査を通過した企業のみが公式アカウントで配信可能。送信元名やロゴ画像を表示でき、受信者にとって安心感を提供します。
2.
リッチなコンテンツ表現と双方向コミュニケーション
画像や動画、ボタン付きメニューを活用したメッセージ配信ができます。返信候補をボタン形式で表示することで、顧客は簡単に返信ができ、メッセージ画面内でのやり取りが完結します。
3.
SMS・RCSの自動切り分け配信
企業が保有する電話番号を駆使し、RCS未対応端末には自動的にSMSを配信する機能を搭載。これにより、メッセージが確実に届けられます。
ユースケースの紹介
RCS配信は様々な業界で利用が見込まれています。
- - 金融機関・保険業:重要なお知らせや契約手続き案内
- - インフラ:開通通知や重要なお知らせ
- - リテール:商品情報やキャンペーン誘導
- - 自動車販売:点検リマインドやイベント告知
先行導入企業
すでにKDDI Message Cast RCSの導入を予定している企業には、トヨタカローラ埼玉株式会社やビッグローブ株式会社などがあります。これにより、店舗イベントの誘致や顧客へのサービス案内がさらにスムーズになります。
お問い合わせ
KDDI Message Castの詳細は
こちらを参照してください。また、問い合わせは
こちらからどうぞ。
まとめ
KDDI所属の法人向けメッセージ配信サービス「KDDI Message Cast」がRCSに対応することで、企業と顧客間のコミュニケーションがさらに強化されることが期待されます。この新機能により、企業はより魅力的で確実なメッセージを提供できるようになるでしょう。