高校生海ごみ調査
2025-06-09 15:17:41

出雲市が高校生と共に海ごみの問題に取り組むプロジェクトを実施

「神々の国出雲 海ごみゼロプロジェクト」とは



出雲市が誇る美しい海を未来に引き継ぐべく、出雲市の高校生が中心となった「海ごみゼロプロジェクト」が始動しました。このプロジェクトは、一般社団法人「海と日本プロジェクトinしまね」と連携し、出雲西高校、大社高校、平田高校の3校が協力し合い、海ごみの調査を行うものです。

プロジェクトの背景



日本各地で海洋ごみが問題視される中、出雲市でも特にその課題に対する取り組みが求められています。「神々の国出雲 海ごみゼロプロジェクト」は、2022年度に始まり、次世代を担う高校生たちがこの問題に対して意識を高め、行動を起こすことを目的としています。この活動は「海と日本プロジェクト」の一環であり、海を通じて地域の人々がつながることも目指しています。

実施内容



2025年6月15日、出雲市三津町の三津海岸にて、以下の内容で調査が行われます。最初に出雲大学の辻本彰准教授から海洋ごみ観察のためのライブカメラについて説明があり、その後に海岸でのごみ拾いが行われます。120名以上の参加者が6つのグループに分かれ、拾ったごみを種類別に調査し、さらには国籍を推定するための発生源調査も実施します。

地域教育と持続可能な社会



このプロジェクトは、高校生たちが自らの手で環境問題に取り組むだけでなく、地域の環境施策にも影響を与えることが期待されています。調査結果は出雲市の環境啓発に活用される予定です。そのため、参加者には専門的な知識を持つ大学教授がサポートし、具体的な行動指針を示します。

海洋ごみ予報プロジェクト



また、辻本教授による「海洋ごみ予報プロジェクト」の説明も行われます。これは、海洋ごみの発生を予測し、海岸の清掃活動に役立てる仕組みです。このような革新的な研究は、環境問題に対する新たなアプローチを提供します。

参加者の声



今回の活動に参加する高校生たちにとっては、海ごみ問題を具体的に体感できる貴重な経験となるでしょう。学生たちはこの調査を通じて、長期的な視点で持続可能な社会の実現に向けた行動を促される機会となります。

未来への架け橋



出雲市の海ごみゼロプロジェクトは、地域社会において高校生から高まる環境意識を醸成するだけでなく、次世代のリーダーとしての役割を果たす可能性も秘めています。公私の立場を超えて広がる協力の輪が、この先の環境保全にどれほど寄与するかを見守りたいものです。こどもたちの未来を守るために、海洋環境問題に関する教育と行動が決して無駄にならないよう、地域全体で支援を続けていくことが求められます。




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