DADANが新たに導入した「配信カレンダー」機能
DADAN株式会社(本社:東京都港区)が提供するDXツール「DEDEN」に、新しい機能として「配信カレンダー」が追加されました。これにより、電子書籍の配信管理に関する多くの課題を解決することが期待されています。この新機能は、特に出版社や電子書籍事業者にとって、業務の効率化を大幅に進めるものとなるでしょう。
配信カレンダー機能の背景
育成されてきた電子書籍市場では、配信スケジュールの管理が重要な課題でした。従来はエクセルを使って手動で管理するケースが多く、人的ミスのリスクが伴うことや、配信日程を把握するために多大な労力を要していました。加えて、電子書店ごとに異なる配信日程の管理が煩雑であるため、一つのツールでそれらを効率良く管理することが求められていました。
新機能の特徴
DADANはこれらの課題を解決するために、どのような新機能が実装されたのでしょうか?
1. スケジュールの可視化
新機能は、配信予定の作品スケジュールをカレンダー形式で視覚的に捉えることができます。これにより、一目で情報を把握しやすくなり、管理作業の効率が大幅に向上します。
2. 多様な配信パターンの対応
配信カレンダーは新規配信だけでなく、配信停止や更新作業にも対応しています。特定書店での先行配信など、多様なスケジュール設定が可能なため、複数の配信パターンを容易に管理することができます。
3. シンプルなUI
使いやすいユーザーインターフェースは、専門的な知識がない利用者でも直感的に操作できるものです。設定の見直しが必要な際も、スムーズに設定画面に移行できる設計が施されています。
4. 自動納品との連携
「DEDEN」に搭載されている自動納品機能と連携することで、配信スケジュールの確認と納品作業を一元管理できます。この連携により、管理作業の二重化を防ぎ、高い効率性を維持することが可能です。
導入による期待される効果
導入に際しての期待される効果は多岐にわたります。エクセルでの管理に比べて管理工数が削減され、スケジュール管理にかかる時間が大幅に短縮されるでしょう。また、自動化により人的エラーを防止し、配信日設定のミスが激減します。
さらに、カレンダーを用いて全体の配信スケジュールを見渡すことができるため、戦略的な配信計画を立てることにもつながります。クラウドベースのため、チーム間でのリアルタイム情報共有も可能になる点は、大きな利点でしょう。
「DEDEN」とは
「DEDEN」は、電子書籍の制作から管理、納品に至るまでを効率化し、コスト削減を実現するクラウドツールです。EPUB制作や書誌情報の一元管理、電子書店への自動納品など、業務に必要な機能を網羅しています。また、AIを活用したマンガ翻訳機能も備えており、国内外への展開にも対応しています。
DADAN株式会社の取り組み
DADAN株式会社は、グリーグループの技術とノウハウを活かして、電子書籍関連のサービスを提供しています。今後もコンテンツ産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、より多くの業界に貢献していくことが期待されます。
「DEDEN」の詳細や無料トライアルの申し込みについては、公式サイトにて確認可能です。是非チェックしてみてください。
DEDEN公式サイト