子どもたちの夢を育む「第34回わんぱく相撲京都大会」を開催

わんぱく相撲京都大会の概要

2021年6月6日（日）、京都市武道センターにて、公益社団法人京都青年会議所が主催する「第34回わんぱく相撲京都大会」が開催されます。この大会は、相撲を通じて子どもたちの心身を鍛え、自己を律する心や互いを敬う気持ちを育むことを目的としています。

大会の特徴

「わんぱく相撲京都大会」にはいくつかの特徴があります。第一に、子どもたちの成長を促す真剣勝負の場を提供することです。相撲の競技を通じて、子どもたちは身体能力だけでなく、競争の中での礼儀や敬意を学びます。

第二に、相撲道を介して高い志や夢を与える機会を提供します。優勝者には全国大会への出場権が与えられ、経験を以てさらなる成長へつながることを期待しています。女子の優勝者は愛知県のドルフィンズアリーナで行われる女子全国大会、男子は両国国技館にて行われる男子全国大会に出場します。

わんぱく相撲の歴史

わんぱく相撲の起源は1976年に遡ります。この競技は、東京の子どもたちにスポーツの機会を提供するために、東京青年会議所が主導しました。その目的は、遊び場の少ない環境の中で、心身の健康を促すことです。1977年には東京23区全域に広がり、1981年には全国に普及する運動が開始されました。

1985年には新国技館落成を記念して全国大会が行われ、今では全国の約40,000人が参加するまでに成長しています。京都では1987年から大会が開催されており、今年で34回目を迎えます。これまでにも多くの子どもたちに参加の機会が与えられ、毎年400名を超える子どもたちが熱い戦いを繰り広げています。