クロスキャットグループの新経営ビジョン
東京証券取引所プライム市場に上場している株式会社クロスキャットは、新たな経営ビジョンを策定しました。このビジョンは、2040年、未来の企業としての方向性を示すとともに、持続可能な成長を実現するための指針となります。創業から50年を迎えたクロスキャットですが、今後のさらなる成長が期待されています。
経営ビジョンの背景
社会が成熟し、価値観が多様化する中で、環境問題や少子高齢化といった課題が深刻化しています。このような中、株式市場の上場基準も厳格化される中で、クロスキャットは「心技の融和」を基盤に独自の価値を提供し、さまざまなステークホルダーから選ばれる企業であり続ける必要があります。この認識から、同社は新たな経営ビジョンを策定し、未来の企業像を描きました。
新しい経営ビジョンの目指す姿
クロスキャットは、独立系情報サービス企業として上場を維持し続けお客様、株主、従業員、ひいては社会全体に貢献することを目指しています。そのためには、知識集約型の高収益企業を志向し、プライム・エンドユーザ比率やサービス・リカーリング売上比率を高めることが重要です。基盤となるストックビジネスの質や量を求めることで、世の中から認知されるブランド価値を向上させることを目標としています。
具体的な数値目標
この経営ビジョンを達成するために、クロスキャットは以下の主要な定量目標を掲げています。10年後には、時価総額を約3倍、売上高と営業利益を約2倍、社員数を約1.5倍にすることを目指します。具体的な指標として、株主や社会の期待に応えるための時価総額・1株あたり利益、顧客の期待に応えるための売上高・営業利益、また社員の期待に応えるための社員数・年収などが設定されています。
これらの目標達成に向け、クロスキャットは高収益の維持と社会課題への投資(人的資本やM&Aなど)の両立を図り続けます。
会社概要
クロスキャットは、システム開発、BIビジネス、自社プロダクトの開発・提供などを行う企業です。1973年の設立以来、情報サービス業界において独自の地位を築いてきました。代表取締役社長の山根光則氏の指導のもと、同社は今後も企業としての成長を目指し、様々な社会的課題に側面から向き合い続けます。
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