教育現場に広がるセルフケアアプリ「Focus on」：一般社団法人Focus onとまなびぱれっとが業務提携

教育現場への進出：セルフケアアプリ「Focus on」

一般社団法人Focus onが提供するセルフケアアプリ「Focus on」が、教育現場への本格展開に乗り出しました。2024年4月、一般社団法人まなびぱれっととの業務提携を発表、現役教員らと連携し、教育現場におけるアプリの最適化と普及を目指します。

「Focus on」アプリ：目に見えない疲れを可視化

「Focus on」は、ユーザー自身の感覚を基に疲れ度を測定し、可視化する画期的なアプリです。日々の頑張りや、周囲に伝えにくい悩みを記録することで、ユーザー自身の状態を深く理解し、適切なセルフケアへと繋げます。

特にユニークな機能が、信頼できる人物への状況共有です。「そろそろ休んで！」というアラート機能と併せ、一人で抱え込まず、周囲のサポートを受けられる環境構築を支援します。

業務提携による教育現場への最適化

まなびぱれっと所属の教員とFocus on開発チームは、共同で以下の取り組みを進めます。

教員のニーズ調査とUI/UX改善: 教員の現場における課題やニーズを踏まえ、より使いやすく、教育現場に適したアプリへと改良を進めます。
リスクと事例の検討: 教育現場特有のリスクや課題を想定し、適切な対策を講じます。
* 導入モデルとサポート体制の構築: 円滑な導入と効果的な活用を支援するため、導入モデルとマニュアルを作成します。

今後の展望：心の健康を守るツールとして

今回の業務提携は、アプリ「Focus on」を単なるセルフケアツールとして捉えるのではなく、教育現場における心の健康を守るための重要なインフラとして位置づけています。

個人のセルフケアから、学校や企業といった組織への展開へと、活用範囲を広げることで、潜在的な疲労の発見や、悩みを抱えている生徒・教職員への早期介入を支援します。

一般社団法人Focus onとまなびぱれっと

一般社団法人Focus onは、発達障害を持つ学生の支援を目的として設立されました。

一般社団法人まなびぱれっとは、教育の未来に向けて活動する団体です。両団体の連携により、教育現場のニーズに合致した、より効果的なアプリへと進化を遂げることが期待されます。

アプリダウンロードと問い合わせ

アプリ「Focus on」は、iOSとAndroid両方に対応しており、App StoreとGoogle Playストアからダウンロード可能です。学校や企業での導入をご希望の方は、公式HPよりお問い合わせください。

この業務提携は、教育現場におけるメンタルヘルスケアという重要な課題への、革新的なアプローチと言えるでしょう。今後、「Focus on」が教育現場でどのように活用され、生徒・教職員の心の健康に貢献していくのか、注目が集まります。