新たな時代の部活動管理が実現!
部活動の運営が新たな段階に入る中、プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社は、地域クラブ向けの生徒管理アプリ「b+ for メンバー powered by Sgrum」を発表しました。このアプリは、2023年9月に株式会社ユーフォリアとの業務提携を経て誕生しました。地域移行が進む部活動の運営において、教師や指導者の負担を軽減し、子どもたちにより良い学びや成長の場を提供するために開発されたこのアプリは、今後の部活動運営において重要な役割を果たすことでしょう。
地域クラブ運営の新常識
「b+ for メンバー」は、生徒情報の管理、連絡網、出欠確認、さらには月謝の請求と支払いを一括管理できるサービスです。従来、複数のツールを駆使して行っていたこれらの業務を、このアプリひとつで済ませることができるため、運営者は業務の効率化を図ることができます。特に、部活動が複数の学校にまたがる際に生じる情報の分散管理から解放される点が大きな魅力です。
アプリの主な機能
アプリの活用方法には、次のような特徴があります。
1. 生徒情報の一元管理
部活動が地域に広がるに伴い、情報の管理方法も変化します。「b+ for メンバー」を導入することで、複数学校の生徒情報を一つに集約し、管理の手間を大幅に削減できます。これは、生徒の安全でスムーズな情報管理につながります。
2. 連絡事項やスケジュールの管理
アプリ内では、生徒への連絡や活動予定の確認が簡単に行えます。情報の見逃しを防ぎ、迅速なコミュニケーションが可能になります。以前必要だったプラットフォームの切り替えも不要になり、業務のフローが整います。
3. 月謝管理の簡略化
活動に伴う費用の請求もアプリで完結します。これにより、請求漏れや手作業でのミスを未然に防ぎ、より正確な経費管理が可能になります。会員の支払い状況も見やすく、一目で確認できるため、督促業務も軽減されます。
部活動移行における挑戦
文部科学省およびスポーツ庁の方針により、部活動の地域クラブへの移行が進んでいます。この取り組みは、2023年度から2025年度の3年間にわたり、持続可能な運営の仕組み作りが目指されています。PSIはこのプロジェクトの一環として、地域に根ざしたスポーツ活動を推進し、「ブカツプラス」として地域クラブの支援を行っています。
企業の声
株式会社ユーフォリアの代表取締役である橋口寛氏は、「すべての子どもたちに部活動という選択肢を残すことが、私たちの責務だと考えています。PSIと共に、地域密着型の部活動運営のサポートを続けていきます」と語ります。
PSIの代表、平地大樹氏も「部活動の地域移行プロジェクトに迅速に対応できたことは、ユーフォリア社とのパートナーシップのおかげです。地域の子どもたちが高品質なスポーツ環境で成長できることを願っています」とコメントしています。
まとめ
この新しいアプリ「b+ for メンバー powered by Sgrum」は、部活動が地域に移行する中で、運営側の負担を軽減し、子どもたちへの支援を強化するための強力なツールです。今後の運営方法が大きく変わることが期待されます。地域クラブや教育機関がこのアプリを活用し、ますます多くの子どもたちがスポーツを楽しむことができる環境を提供できることを期待しています。