CHiCOが語る3rdシングル「6:00 PM」の制作ストーリーと新たな挑戦

CHiCOが語った3rdシングル「6:00 PM」の制作秘話

2023年、次世代のシンガーソングライターとして注目を集めているCHiCOさんが、3rdシングル「6:00 PM」の制作に関する思いを語りました。この曲は、アニメ『ツインズひなひま』のエンディングテーマとしてリリースされることが決まっており、彼女自身の音楽キャリアにおいて新たな挑戦となっています。

CHiCOさんは、FMヨコハマの「Tresen」にゲストとして登場した際、共演したhalcaさんとの事務所同期エピソードに花を咲かせることで、リスナーたちに親しみを感じさせました。彼女は「『ここでまた新たな扉が開けると思って……！』と、非常に高い期待感を持っています」と語り、レコーディングに向けた心境を吐露しました。

このシングルがどのようにして形になったのか、制作過程についても具体的に語られました。CHiCOさんは、曲がアニメのテーマに寄り添うように仕上げられたことや、楽曲提供者のSHE'Sの井上竜馬さんから何を学んだのかについても触れました。「可愛らしいビジュアルの曲から、なんで切なくもかっこいい楽曲が生まれたんだろう？」と疑問に思いながらも、アニメの世界観に沿った楽曲作りが重要であると実感したようです。

レコーディングでは、「サビの“オレンジの片割れ”ってどういう意味ですか？」といった詳細な解釈がなされ、自分自身のイメージを膨らませることで感情を伝える手法が求められました。「最初は明るく歌おうと考えていたが、少し切なさを加えて歌ってみようと思い、レコーディングを進めた」とCHiCOさんは明かしました。

さらに、収録曲として共演した「オモカゲ」は、彼女がレギュラーDJを務める「BREAK IT DOWN」から生まれた楽曲ですが、こちらにも制作の難しさがあったようです。「別れ」というテーマから、どのように詞を練っていくのかで悩み、最終的には会えない別れにすることで、より深みのある作品に仕上げることができたと述べました。

音楽の制作には多くの試行錯誤が必要であり、特に他者とのコラボレーションにおいてはその意見をしっかりと聞くことが重要です。Dickeyさんとの調整も大変だったとのことですが、彼女の歌詞案に対するリアクションも含め、相手とのコミュニケーションを楽しんでいる様子がうかがえました。

また、halcaさんは楽曲制作の難しさについても語り、「タイトルを考えるのが特に大変」とつぶやきました。日々日記をつけておくことが、後に役立つことも多いと彼女は力説し、音楽活動への情熱を感じさせました。

FMヨコハマ自体も、1985年に設立されて以来、地域に密着した放送を続けており、音楽だけでなく、様々な情報を発信する重要なメディアとなっています。その影響力を背景に、CHiCOさんの新曲は、その後のキャリアにおいても大きな一歩を踏み出すものとなることでしょう。オフィシャルサイトでは、彼女の楽曲が聴けるので、ぜひチェックしてみてください。

すでにファンの間では高い期待感が寄せられている「6:00 PM」ですが、CHiCOさんの挑戦には、今後も注目が集まります。アニメに寄り添った楽曲制作、そして彼女自身の感情が織り交ぜられた作品に、多くのリスナーが触れられることを楽しみにしています。