AironWorksが新たに$3Mの資金調達を成功させる
日本のAIサイバーセキュリティ企業、AironWorks株式会社(本社:東京都港区、CEO:寺田彼日)は、SBI Investmentをリード投資家として、$3M(約4.5億円)の資金調達を行ったことを発表しました。この資金調達により、同社はさらなる技術の向上と、グローバル市場への拡大を目指しています。
資金調達の目的と戦略
AironWorksは、調達した資金を活用し、コアとなるAIモデルの改善や、サイバーセキュリティアプリケーションの拡充に注力します。また、トレーニングコンテンツやアプリケーションのオープン化を進めることで、包括的な統合ソリューションの提供を目指しています。これにより、顧客企業が直面する課題を解決し、よりセキュアな組織作りをサポートします。
特に注力されるのは、AI技術を利用した高度なサイバー攻撃訓練の環境を整えることで、企業のセキュリティレベルを向上させる点です。エンジニアリングチームには、イスラエルのエリート部隊であるUnit 8200出身の優秀な人材が揃っており、これが大きな強みとなっています。
投資家からの期待
SBIインベストメントの山崎卓郎氏は、AironWorksのユニークなシステムや、AI技術の導入に対する熱意に強く共感し、投資に至ったことを語っています。同様に、Salesforce Venturesの浅田賢氏も、同社の技術的優位性を高く評価し、今後の成長に期待を寄せています。
さらに、自然キャピタルのマシュー・ロメイン氏は、サイバー攻撃の問題解決に向けたAironWorksの取り組みが重要であるとし、その成長に期待を込めています。
なぜ今AIサイバーセキュリティなのか
最近では、サイバー犯罪が急増しており、特にフィッシング攻撃や標的型攻撃が企業にとって深刻な脅威となっています。これに対処するためには、高度な技術力と的確な訓練が必要不可欠です。AironWorksは、AIを駆使したプラットフォームを通じて、リアルタイムで企業情報を収集・分析し、個別に最適化された訓練シナリオを提供することで、企業の脆弱性を確実に低下させます。
企業のビジョン
寺田CEOは、「AI技術を駆使して、サイバーセキュリティの本質的な課題を解決することが、私たちの使命です」と述べています。また、世界で通用するAIサイバーセキュリティプラットフォームを成し遂げるために全力で取り組む決意を強調しました。これからの展開に多くの期待が寄せられています。
会社概要
AironWorksは、2021年に設立され、サイバーセキュリティサービスの企画から教育、コンサルティングまで幅広いサービスを展開しています。発展著しいデジタル社会において、AIを用いたサイバーセキュリティの向上に貢献する企業として、今後の展開が非常に楽しみです。