ゲラッパ！がクリアーションと提携し、グローバルゲーム市場へ進出

ゲラッパ！がクリアーションと資本業務提携

東京都大田区に本社を置く株式会社ゲラッパ（以下、ゲラッパ！）が、同じく東京都渋谷区に本社を構えるクリアーション株式会社との資本業務提携を発表しました。この提携は、両社の経営陣が共同で手を組むことで、ゲラッパ！の成長を加速させることを目的としています。特に、AIとリアルな連携を活用したユニークなゲーム開発への期待が高まっています。

ゲラッパ！の成り立ち

ゲラッパ！は、2025年に設立された新進気鋭のゲームパブリッシャーです。「Get wrapped up in a Game（ゲームにハマれ！）」をスローガンに掲げており、日本から発信するグローバルなマルチプレイゲームの企画・開発・販売・配信を一貫して行っています。第一弾となるゲームは、2026年春に発売予定の対戦型ゴルフゲームです。

新たな経営陣の参加

今回の提携により、クリアーション株式会社の代表取締役CEOである小川智也氏がゲラッパ！の最高執行責任者（COO）および最高財務責任者（CFO）に就任しました。彼はゲーム業界での豊富な経験を活かし、経営戦略や財務戦略の立案に寄与します。さらに、クリアーションのCTOである杉本大典氏がゲラッパ！のCTOとしてAIを中心にした技術戦略を推進し、荒木浩孝氏がゲーム開発責任者として全体の開発フローを管理します。

これにより、ゲラッパ！はAI技術やテクノロジーを駆使するだけでなく、リアルな連携やグローバルパートナーシップを通じて、従来にはない独自の形態のゲームパブリッシャーを目指します。

人材の多様性

小川氏は自身の経歴を元に、ゲラッパ！の創造性豊かなゲーム開発力と自身の経営および財務の専門性を融合させ、競争力の強化を図る意気込みを示しています。彼は東京大学経済学部を卒業後、米国のコンサルティング会社や法律事務所を経て、DeNAでの執行役員として活躍した経験があります。

杉本CTOは、AI技術を駆使して新しいゲーム開発と運営の体制を構築し、プレイヤーに新たな体験を提供することを目指しています。彼は慶應義塾大学大学院で理工学を学び、ヒューレット・パッカードでシステムアーキテクトとしてのキャリアを積んでいます。

荒木氏は、ユーザーの視点に立った独創的で質の高いコンテンツ作りに取り組む姿勢を持ち、過去のキャリアを通じてさまざまなゲームの開発経験を積んできました。

経営基盤と技術体制の強化

今回の提携を契機に、ゲラッパ！は経営基盤や技術体制をさらなる強化を図り、グローバル市場において競争力を高める意向です。特にAIとリアルの統合を活用し、新しいゲーム体験の創出に挑戦していくとのことです。

このような新しい取り組みについては、今後の発表に注目です。ゲラッパ！の新しい挑戦を皆さんもぜひ見守ってください。