Zaif Exchange開設
2015-03-05 08:00:02
テックビューロが新たに手数料ゼロのZaif Exchangeを開設、1億円の資金調達成功
テックビューロ株式会社が手数料ゼロの『Zaif Exchange』を始動
テックビューロ株式会社は、日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)から1億円の資金調達を実施し、ビットコインやモナーコインを取り扱う手数料ゼロの暗号通貨取引所『Zaif Exchange』を開設しました。この一歩は、暗号通貨の普及を目指す同社にとって重要なマイルストーンとなります。
資金調達背景と今後の展望
代表の朝山貴生氏は、今回の資金が人員強化とサービス開発の基盤になると述べています。NTVPの村口和孝氏は、暗号通貨が21世紀の通貨革命となる可能性を強調し、テックビューロに期待を寄せています。これにより、グローバルな暗号通貨サービスの領域で確固たる地位を確立するための支援が得られました。
Zaif Exchangeの特徴
『Zaif Exchange』は、旧etwingsのリブランドとして新たに登場し、セキュリティ対策や取引システムの強化に努めています。特に手数料を完全無料とすることで、より多くのユーザーにアクセスしやすい環境を提供する意図があるとのことです。
また、ビットコインに加え、国内で人気のあるモナーコインも取り扱い、両通貨の市場を広げることを目指しています。これは日本における暗号通貨の普及を加速する重要なステップです。
日本における暗号通貨の現状
暗号通貨は世界的には成長しているものの、日本ではMt. Goxの破綻などネガティブなイメージが影響を与えており、普及が進んでいません。しかし、テックビューロはこの状況を打開し、先進的なブロックチェーン技術を駆使したサービスを提供することで、日本のユーザーに新たな価値を提供する試みを行っています。
朝山氏は日本の暗号通貨市場が、世界的に見ても大きなポテンシャルを持っていると信じており、Zaifブランドの下でその役割を果たす決意を示しています。特に、モナーコインの扱いを通じて、過去のビットコインがたどった道を日本のユーザーにも体験してもらいたいとの思いがあります。
セキュリティ強化と今後の展開
テックビューロは、暗号通貨の安全性を最優先に考え、預かり金をオフラインで保管するCold Storageを導入し、複数の管理者による電子署名を必要とする内部統制システムを整えました。また、経営資金と預かり金を分離して管理することで、ユーザーの資産保護に徹底しています。
さらに、今後はスマートフォン対応や新たなサービスを次々と登場させる予定で、一般ユーザーにも利用しやすいプラットフォームを開発する方針です。これにより、日本国内での暗号通貨の認知度を高め、浸透することを狙います。
まとめ
テックビューロ株式会社は、『Zaif Exchange』を通じて日本の暗号通貨市場の開発に挑戦し続けています。1億円の資金調達を足掛かりに、最先端の技術を導入し、ユーザーにとって使いやすく安全な取引所の実現を目指す姿勢は、今後の暗号通貨業界において注目すべき動きとなるでしょう。
会社情報
- 会社名
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テックビューロ株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市西区靭本町1-5-18NANEI本町ビル10F
- 電話番号
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050-5438-3799