ベアーズ女子陸上競技部の快挙
株式会社ベアーズの女子陸上競技部「Bears Camellia」キャプテン、坂口愛和が、2027年開催のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)への出場権をつかみ取りました。この快挙は、2025年8月31日に行われた「北海道マラソン2025」での優勝によるものです。
坂口の記録は2時間31分50秒で、初めてのマラソン挑戦にもかかわらず、素晴らしい結果を残しました。このMGCは、日本のマラソン界において最も重要なレースであり、2028年のロサンゼルスオリンピックの代表選考に直結する大会です。
坂口愛和のコメント
坂口選手は、優勝を果たした感想を語りました。「北海道マラソンでの優勝とMGC出場権の獲得ができたことを本当に嬉しく思います。初めてのマラソンで不安も多かったですが、最後まで走り切れたことが一番の喜びです」と述べています。彼女は、監督やコーチ、スタッフなどの支えに感謝し、今後も努力を続けていくと決意を新たにしました。
プロフィール
東京都出身の坂口愛和は、2001年生まれで、錦城学園、東京農業大学を経て、2024年に株式会社ベアーズに入社します。その後、1月から「ベアーズカメリア」のキャプテンとして活動を始めました。この実業団チームは2022年に創部され、坂口は早くからその成長を牽引しています。
彼女はこれまでにも数々の大会で好成績を収めており、駅伝大会でも目立った活躍を見せています。2024年10月には「プリンセス駅伝」に初出場し20位、翌年のクイーンズ駅伝では23位を記録するなど、チームを引っ張る存在です。
監督の言葉
監督である高柳祐也も坂口選手の活躍についてコメントし、「彼女の努力と、ベアーズの社員やスポンサー企業の支援があってこその成果です。MGC、そして世界の舞台に挑むため、チーム一丸となって努力を続けます」とチームの今後に対する強い意志を示しました。
ベアーズカメリアの成り立ち
「ベアーズカメリア」は、株式会社ベアーズの実業団陸上チームで、創部からわずか1年半で「プリンセス駅伝」に出場。その後も確実に成績を向上させており、2025年を見据えた挑戦が期待されています。
選手たちは、トップアスリートとしてのトレーニングを受けながら、デュアルキャリアを目指して活動しています。これは、陸上競技での成功のみならず、社会人としてのキャリア形成を重視するプロジェクトです。
ベアーズの社会貢献
会社のビジョンとして「日本の暮らしをサポートする」を掲げる株式会社ベアーズは、ただの家事代行サービス企業ではなく、将来を見据えた様々な取り組みを進めています。女子陸上競技部をはじめ、チアダンスチームや吹奏楽団など、社員の多彩なキャリア形成を応援することで、社会に夢と希望を与える役割を果たしています。
今後も坂口選手の活躍に期待しつつ、ベアーズカメリアの更なる蔦護を見守りたいと思います。