CHIVOXが登場
2019-06-25 07:30:05
英語教育の新時代が到来:CHIVOXの多次元評価機能の実装
英語教育に革命をもたらす「CHIVOX」
アイード株式会社が独占販売する英語スピーキング評価AI技術「CHIVOX(チボックス)」が、2019年7月1日に最新版の提供を開始しました。これにより、英語スピーキングのオープンクエスチョンに対して、新たに「内容」「発音」「文法」「流暢性」といった項目別評価を実現。従来の総合点評価を超えた、より細分化されたスコアリングが可能となります。
オープンクエスチョンへの対応
英語教育では、学習者が自由に思考を表現できるようなカリキュラムが導入されています。特にオープンクエスチョンは、回答の選択肢が無限大で、使い方が多岐にわたります。しかし、その評価はこれまで非常に難しかったのです。回答は一人ひとり異なるため、定量化しづらいからです。そのソリューションとして、CHIVOXは長年の研究開発の成果として多次元評価機能を導入しました。
チボックスの技術的背景
CHIVOX社(中国・江蘇省)が開発したこの技術は、2011年から音声評価技術の研究が行われており、広東省、遼寧省、寧夏など複数の自治体での実証実験を経たものです。AIを駆使したこの多次元評価技術は、Word embedding(単語の埋込)、構文解析、GOP(Goodness of Pronunciation)スコア算出法、節境界検出など、最新技術を網羅しており、学習者のスピーキング能力を包括的に評価します。
教育現場での活用
新たに導入されたCHIVOXの評価機能は、主にスピーキングテストや自主学習のアプリケーションに広く実装されています。これにより、学習者は自己の表現力を客観的に測定し、改善点を把握することが可能に。特に、スピーキング能力の向上を狙ったサービスにおいては、応用能力や言語表現力の強化にも寄与しています。
幅広い普及と利用領域
CHIVOXの技術は、現在132の国と地域で利用され、毎月600百万回以上のスピーキング評価が実施されています。特に中国の英語教育市場では、全体の約50%を占有しているという実績があります。このように広く普及しているCHIVOXは、教育現場で頻繁に行われる英語スピーキングテストの採点システムとしても使用されており、その需要は今後も高まると思われます。
アイード株式会社の取り組み
アイードは、2019年に設立された企業で、英語スピーキング評価AIの独占販売に特化しています。デジタルテクノロジーを通じて教育の質を高めることを企業ビジョンに掲げ、幼児向けのサービスから法人向けの教材まで、幅広くテクノロジーソリューションを提供しています。今後も、AI技術の進化に伴い、教育界が直面する課題を解決するための新たな施策を構築していく予定です。
まとめ
CHIVOXの登場により、従来の英語教育に新たな風が吹き込みました。多次元評価機能を持つこのAI技術は、今後の教育シーンにおいて多大な影響を与えることが期待されています。英語スピーキング能力を科学的に評価し、学習者の成長を促進するこの技術は、ぜひ注目していきたいですね。
会社情報
- 会社名
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アイード株式会社
- 住所
- 東京都新宿区津久戸町1番8号神楽坂AKビル8階
- 電話番号
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