2HJが農水大臣賞受賞
2025-11-13 16:50:41

セカンドハーベスト・ジャパンが農林水産大臣賞を受賞し食支援の意義を強調

セカンドハーベスト・ジャパンが農林水産大臣賞を受賞



日本初のフードバンクであるセカンドハーベスト・ジャパン(2HJ)が、農林水産省が主催する「第一回食と農をつなぐアワード」の「食品アクセスの確保」部門で、農林水産大臣賞を受賞しました。この受賞は、2HJの長年にわたる食支援活動が評価された結果です。

この表彰式は2023年11月8日に開催され、2HJのフードバンクチームのマネージャー坂本瑶子が出席しました。彼女は、この受賞が日本におけるフードバンクの重要性を示すものであり、食に困っている人々への支援の必要性を改めて認識させてくれるものとして、感謝の意を表しました。

2HJのCEO、芝田雄司氏は「私たちの活動のひとつひとつが、特に生活に困窮している方々や被災地の人々にとって、どれほどの意味があるのかを考えさせられる」と語っています。彼はまた、農林水産大臣賞の受賞は、持続可能なフードバンクの運営へとつながる道しるべであり、社会全体で食品アクセスを改善していく重要性を強調しました。

2HJは2000年から活動を開始し、関東地域を中心に全国的に支援を行っています。今年は特に、新型コロナウイルスの影響を受けて、沖縄などの地域でも継続的な支援に取り組んでいます。特定の困難な状況にある人々を対象にした支援は必要であり、今後も拡大していく必要があります。さらに、2030年までに、現在の10倍の量にあたる15,000トンの食品を取り扱う目標を掲げています。

この目標達成のためには、官民を問わず、多様なステークホルダーとの協業が欠かせません。芝田氏は、「食品アクセスの確保」のためには、各組織が持つ特性や役割を理解し合い、平等なパートナーシップを築いていくことが大切だと述べています。食を必要とする人々を支えるためには、そうした協力体制が徐々に強化されていくことを期待しています。

今後も2HJは、災害時や通常時を問わず、誰もが必要なときに栄養価の高い食料にアクセスできるフードセーフティネットの構築に向け、関係者とともに様々な取り組みを推進していきます。街の中で見過ごされがちな食の課題に対して、これからも真摯に向き合い、多くの人々へノウハウを届け、支援の輪を広げていく所存です。


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会社情報

会社名
認定NPO法人 セカンドハーベスト・ジャパン
住所
東京都台東区浅草橋4-4-4 並河ビル1F
電話番号
03-5822-5371

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