「e-dash」の進化
2025-02-05 10:35:16

新たな水資源管理機能を追加した「e-dash」でESGデータを一元化

最新の水資源管理機能を搭載した「e-dash」



e-dash株式会社は、CO2排出量の可視化と削減をサポートするプラットフォーム「e-dash」に新機能として水資源管理機能を追加しました。この機能により、企業はCO2排出量と水資源のデータを一元管理でき、効率的なESGデータの開示が可能となります。

水資源管理機能の背景



近年、気候変動や人口増加に伴い、水の需要が増加する一方で、水の供給は減少しています。特に干ばつや洪水の影響は深刻であり、持続可能な水の利用が脅かされています。これにより、企業は水の適正使用について真剣に考える必要が高まっています。

機関投資家はESG観点から企業の水リスクへの対応に関心を持ち、国際的なイニシアチブも水資源管理の重要性を強調しています。こうした流れの中、e-dash株式会社は顧客のニーズに応え、企業が水資源データを効率的に管理できるようにと考え、今回の機能追加を決定しました。

水資源管理機能の詳細



この新機能は、「e-dash」を利用している全てのお客様に追加費用なしで提供されます。ユーザーは、自社の各拠点ごとに水の使用量や料金を簡単に入力できます。これにより従来、異なるツールで管理していたCO2排出量と水資源のデータを一元化し、ESG報告をよりスムーズに行えるようになります。

データは分かりやすく可視化され、ダッシュボード上でグラフとして表示されます。また、CSV形式での出力も可能なため、使い勝手も良好です。この機能を通じて、e-dash株式会社は企業の水資源管理の取り組みを一層支援し、水資源の保護にも寄与していく方針です。

e-dashとは



「e-dash」は、三井物産が発起人となり、2022年に設立されたCO2排出量可視化・削減サービスプラットフォームです。利用者は、電気やガスの請求書をアップロードするだけで、事業を通じたCO2排出量を自動で簡単に算出できます。さらに、サプライチェーンにおける排出量も手軽に見える化が可能です。

CO2排出量の可視化だけに留まらず、三井物産のネットワークを活用して、さまざまな削減施策の実行を支援します。これによって、企業は効率的に脱炭素の取り組みを進められるようになります。

今後の展望



e-dash株式会社は、さらなる機能拡充を目指し、企業が持続可能な事業運営を実現できるようなサポートを続けていきます。今回の水資源管理機能の追加は、ESGデータ開示の向上に繋がる重要なステップとなり、多くの企業にとっての助けとなるでしょう。水のセキュリティが企業の持続可能性にとってますます重要な要素になってきています。この機能を通じて、企業の環境対策が一層進展することが期待されます。


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会社情報

会社名
e-dash株式会社
住所
東京都港区赤坂4-8-18 赤坂JEBL 6階
電話番号

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