障がい者雇用支援の新たな取り組み
日本システム技術株式会社は、企業の社会的責任として、障がい者雇用の分野でも新しいプログラム「JASTラーニングプログラム」を導入しました。このプログラムは、トレーニング型の障がい者雇用を促進し、参加者に基礎的なITスキルとビジネススキルを身につけさせることを目的としています。
「JASTラーニングプログラム」の特色
「JASTラーニングプログラム」は、契約社員として就業しながら、個々の学習計画に基づいて進む学習内容が特徴です。主にマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)の資格取得を目指すカリキュラムが組まれています。また、実務体験や演習を取り入れることで、ビジネスコミュニケーションや資料作成など、実践的なスキルを育成していきます。
さらに、社内のジョブコーチとの定期的な面談を通じて、キャリア相談やスキルシート作成支援なども実施し、プログラムが修了した後のキャリア形成にも力を入れています。このように、参加者が多様な業界や職種において活躍できるよう、全力でサポートを行います。
プログラムの運用と雇用期間
プログラムは基本的に1年間の雇用期間です。しかし、参加者の取り組みやスキルの習得状況に応じて、延長や社内アシスタントへの転換の可能性もあるため、特性や能力、キャリア志向に応じて柔軟に対応してくれます。これにより、個々の成長を見据えた支援を行えるのです。
社会的背景と目的
今日、企業には障がい者の雇用を促進することが求められています。特に、一定規模以上の事業主には、法律に基づいた障がい者雇用の達成が義務付けられています。2026年には、法定雇用率が2.5%から2.7%へ引き上げられる見込みです。
情報通信業界においては、法定雇用率を達成する企業の割合が低下しているため、企業側のスキルと求職者の能力のマッチングが課題とされています。この「JASTラーニングプログラム」は、こうした背景を踏まえた取り組みであり、企業と障がい者の両者が利用できるウィンウィンの関係を形成することを狙いとしています。
まとめ
日本システム技術株式会社は、2021年からの農園型障がい者雇用に続き、新たにトレーニング型の雇用を開始しました。この取り組みは、企業が求められる法定雇用率の達成とともに、障がい者のキャリア形成を支援し、より多様な働き方を推進するものです。今後も日本システム技術は、社会全体での障がい者雇用を促進し続けることで、社会の課題解決に寄与していきます。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、日本システム技術株式会社の総務人事部にご連絡ください。担当者:山下、石田、電話:06-4560-1000、メール:
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