新たな宿泊施設向けデータ分析サービス、tripla Analyticsの提供開始
トリプラ株式会社は、宿泊施設向けに新しいデータダッシュボードサービス「tripla Analytics」を2023年5月から正式に開始しました。このサービスは、宿泊施設が管理するデータを視覚的に把握できるもので、特に経営判断において重要な役割を果たします。月額9800円というお手頃な価格で提供され、競合他社との価格比較機能も備えています。
サービスの背景と目的
宿泊業界は常に市場環境の変化に直面しており、宿泊施設は迅速かつ正確な経営判断を求められています。しかし、多くの施設では、取得したデータを効果的に活用しきれず、競争力の維持に課題を抱えています。また、データ可視化のためのサービスは高額であることが多く、自社で開発するには専門知識と多くの時間が必要となります。このような理由から、データの加工や編集を手動で行う必要があり、多くの時間を費やしていました。
トリプラはこれらの課題を解決すべく、「tripla Analytics」を提供することにしました。このサービスにより、自社のデータを分析し、競合他社と簡単に比較することができるようになります。これにより、迅速な市場動向の把握が可能となり、競争力のある価格設定の実現へとつながります。
tripla Analyticsの主な特徴
「tripla Analytics」は、視覚的なインターフェースを持ち、宿泊施設が必要とするデータを直感的に把握できるよう設計されています。以下はその主な特徴です:
- - 時系列比較: 自社の部屋タイプやプランの販売価格を、予約サイトで確認でき、時系列での変化を簡単に把握できます。
- - 日次での価格比較: 競合施設の価格を日単位で比較・分析することができ、戦略的な価格設定を支援します。
- - マーケティング施策の効果測定: 「tripla Connect」経由で実施したマーケティング施策の効果を把握できる機能も充実しています。
- - 予約データの詳細分析: 会員機能やポイントプログラムの活用状況、予約・売上・コンバージョン率等のデータを確認し、深い分析が行えます。
料金プランについて
「tripla Analytics」の利用には、初期費用が無料で、月額基本料金は9800円(税抜)です。この料金制は、宿泊施設が経済的な負担を軽減し、データの可視化を簡単に導入できることを目指しています。
ご利用方法
この新しいデータダッシュボードを利用したい方は、以下のリンクに記載された申込フォームまたはメールアドレスからアクセスできます。自身の宿泊施設に合ったデータ分析を始めるチャンスです。
トリプラ株式会社の概要
トリプラは、宿泊業界に特化したSaaS型のITソリューションを展開しています。2017年にAIチャットボット「tripla Bot」を開始し、以降も宿泊施設の自社予約比率向上に向けた様々なサービスを提供しています。2022年には東京証券取引所のグロース市場に上場し、宿泊業界のデジタル化を進めています。
- - 会社名: tripla株式会社
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿4丁目15-3
- - 設立: 2015年4月15日
- - 資本金: 8億4,597万円(2024年4月末時点)
- - 代表者: 高橋 和久(CEO)、鳥生 格(CTO)
- - URL: tripla公式サイト