ScanSnap CloudがKEEPER Clubと連携に成功
株式会社PFUが提供するイメージスキャナー「ScanSnap」シリーズが、法人向けに開発されたクラウド財務管理システム「KEEPER Club」との連携機能を新たに追加しました。2023年10月2日より利用開始となり、これにより業務の効率化が図られます。この連携により、ScanSnapでスキャンした書類は、スムーズにKEEPER Clubに保存されるようになります。
新たな活用方法の拡大
ScanSnap Cloudは、PCやスマートデバイスを介さずに、スキャンデータを直接各クラウドサービスに保存できる機能です。従来、会計事務所内でScanSnapを利用していた顧客にとって、顧問先企業に設置されたScanSnapからのワンプッシュスキャンでの証憑データ受渡しが可能になるため、新たな操作スタイルが実現します。これにより、業務の効率化が進むのはもちろん、書類の郵送も不要となり、顧問先企業と会計事務所間でのスムーズなデータ共有が可能になります。
特に、ScanSnapが提供するAI-OCR機能を活用することで、スキャンしたデータの自動仕訳も可能となり、業務負担を軽減します。具体的には、顧客が確認や承認を行う時間が大幅に削減され、結果的に経理部門の作業が効率化されるのです。
WORKFLOWSの変革
この連携により、様々な業務上のメリットが期待されます。一つは、確実にペーパーレス化を進められることです。書類をデジタル化することで、物理的書類を管理する必要がなくなり、保管スペースの有効活用が可能になります。また、クラウドでの管理により、どこでも迅速なデータアクセスが実現し、働き方の柔軟性も向上されます。
さらに、導入コストを抑えながらも、高い機能性を活かした業務の進め方ができる点も強調されるべきでしょう。ScanSnapとKEEPER Clubの連携は、特に中小企業にとって大きな助けとなる可能性があります。
シスプラの紹介と将来展望
株式会社シスプラは1988年に創業し、会計ソフトウェアの開発と販売を行っています。彼らの提供するKEEPER Clubは、経理事務の効率化を図る上で、特に中小企業に寄与してきました。スキャンしたデータを「KiCHO」と呼ばれる仕訳自動作成ツールで処理し、ペーパーレス化を促進する方向性は、今後ますます多くの企業に受け入れられることでしょう。
PFUは、これからもScanSnapと各種クラウドサービスとの連携拡大を見据え、企業や個人の業務効率を高め、ペーパーレス化を進めるための取り組みを強化する計画です。ユーザーがストレスなく業務を行える環境を提供するため、継続的な技術の革新を追求しています。
お問い合わせ先
この新機能や連携についての詳細は、PFUの公式サイトで確認できます。ScanSnap製品への関心や、導入についての相談は、同社の専門チームがサポートしています。今後も進化を続けるScanSnapとKEEPER Clubの連携に注目です。