Product Experience Summit Tokyo 2025が再び熱気を集める！11月開催の注目イベント

Product Experience Summit Tokyo 2025 - 11月7日に開催！

2025年11月7日、東京都内のシャングリ・ラ東京で、第7回目となる「Product Experience Summit Tokyo」が開催されます。このイベントは、Centric Softwareのグループ企業である株式会社Contentservが主催し、日本における唯一のPIM（Product Information Management）カンファレンスとして、多くの企業関係者や専門家が集まることが期待されています。

昨年の成功を踏まえて

昨年の第6回は「Reviving the JAPAN Brand ～コンテンツファーストCXで甦るJAPANブランド～」というテーマのもと、約150名が参加。参加者の90%以上が「満足」と回答し、その成功を収めました。この中で、多くの参加者が自社の課題として「データの分散化」を挙げ、商品情報管理の重要性が再認識されました。特に、注目されたユーザーセッションの内容を振り返ってみましょう。

人気セッション1: PIMと情報のサプライチェーンDX

ミズノ株式会社の芹澤剛氏は、製品情報管理の重要性について語りました。ミズノはグローバルにDTC（Direct-to-Consumer）戦略を展開しており、地域ごとに異なる商品情報を効率よく管理するために、ContentservのPIM/DAMを導入しました。これにより、商品ページ作成の効率化や顧客体験の向上を実現。

参加者からは「サプライチェーンDXの視点が新鮮で、自社にも取り入れたい」との声が上がりました。また、「PIMが顧客体験やブランド戦略に直結することを再認識できた」という意見もありました。

人気セッション2: 生成AIとPIMによる体験価値の向上

続いて、大日本印刷（DNP）と株式会社ドームが共同で行ったセッションでは、どのようにして生成AIを活用しスポーツブランドの価値を高めるかが焦点となりました。ドームはContentserv Product Experience Cloudを利用し、利用者視点でのデータモデリングを行いました。これによりカスタマイズされたマーケティングと情報提供が可能になったことが紹介されました。

参加者は「生成AIを顧客接点に適用するプロセスが非常に参考になった」と語り、体験重視のPIM活用について新たな理解を深めることができたと感想を述べました。

2025年の見どころ

2025年も期待が高まる中、基調講演にはパナソニック株式会社の森川真樹氏が登壇予定です。森川氏は、海外マーケティングを担当し、シンガポール駐在経験を生かして、海外市場でのECやD2C戦略についてお話しします。また、ロート製薬株式会社の坂口真規氏と大日本印刷の梨本未央氏が行う実践セッションでは、PIM導入による業務変革についての具体的な事例が共有されます。