学生が制作した音の出るデジタル絵本
最近、若者たちが自らのアイディアと技術を駆使して、子どもたちのためのユニークな「音の出るデジタル絵本」を完成させました。このプロジェクトは、東京にある総合学院テクノスカレッジと発達支援療育を行うアース・キッズ株式会社の協力によって実現しました。
教育の新たな形
制作にあたったのは同校の音響芸術学科の2年生で、2025年春の特別授業「TECHNOSゼミ」での取り組みです。この授業では、学生たちが音を利用したコンテンツの製作を通じて、ビジネスの視点や創造性を育むことを目指しています。
多様なニーズに応える
このデジタル絵本は、イラストや音声、遊び要素を組み合わせており、年齢や発達状況に応じて柔軟に利用することができます。そのため、子どもたちだけでなく、育児や発達支援に携わる大人たちのニーズにも耳を傾けた内容となっています。絵本を使う際に役立つ工夫や選び方についての提案も受けて、実践的な要素が盛り込まれています。
実際の制作過程
プロジェクトチームは、保護者や保育士向けにニーズ調査を実施し、その結果を反映させる形で、様々な機能を持ったデジタル絵本を作成しました。これにより、スマートフォンやタブレットを使用して、どこでも絵本を楽しむことが可能です。さらに、ナレーション機能や多彩な音声パターンを採用し、子どもたちが自分で楽しく読み進められる仕組みも取り入れています。
具体的な機能
- - ナレーション機能: 子どもたちが文字を読めなくても、自ら楽しめるようにナレーションが追加されています。
- - 多様な音声バージョン: 擬音をたくさん使った楽しいバージョンと、しっかりとした文章をがあるバージョンの2種類が用意されています。
- - インタラクティブ要素: 子どもたちが触って楽しめるように、多くの触覚的要素が組み込まれています。
デザインとアクセシビリティ
デジタル絵本は、優しい配色や心地よい音に配慮されており、長時間にわたって楽しんでも疲れにくい設計となっています。文字が読めない子どもや視覚に苦しむ子どもでも楽しめるように、音声や視覚的な工夫が行われている点も特徴です。
社会への貢献
アース・キッズ株式会社は、「すべての子どもたちが公平に可能性にチャレンジできる社会」を目指しています。この理念が、さまざまな支援活動や情報提供につながっていることは、社会的な意義を持つ取り組みと言えるでしょう。プロジェクトの一環として、2026年1月からはアース・キッズが運営する育児・保育・療育の情報メディア「チャイルドラボ」で、このデジタル絵本のコンテンツ提供も開始される予定です。
最後に
総合学院テクノスカレッジは今後も、学生たちが持つアイディアや能力を活かし、社会に貢献するプロジェクトを推進していくとともに、子どもたちやその周囲の人たちが笑顔で過ごせる環境づくりに寄与していくことでしょう。有意義な教育・支援の新しい形が、今後も多くの人たちに届くことを期待しています。