エスティ マーケットレポート2026年7月号の概要
株式会社estieは、最新の不動産市場のデータ分析をまとめた「エスティ マーケットレポート」2026年7月号を発表しました。このレポートは、都心五区におけるオフィス物件の需給バランスに関する最新の動向を詳しく分析しています。どのような動きがあったのか、注目のポイントを見ていきましょう。
都心5区の市場動向
2026年6月のデータによると、都心五区全体では新たに41,800坪のオフィスが募集開始され、過去の月と比べると108.4%増という大きな伸びを見せていました。一方、募集終了面積は45,639坪で、こちらも50.7%の増加を記録しました。全体的に見ると、募集面積ストックは前月比で1.2%減少しており、供給が追いついていない状況が続いています。
特に注目すべきは、千代田区です。この地域では、募集開始面積が6,884坪で対して、募集終了面積は9,765坪という高い数字が挙がっており、前月比で124.7%の増加を示しています。このため、千代田区の募集面積ストックは6.0%の減少となっており、需要が高まる一方で供給が不足していることが分かります。
また、港区についても重要なデータがあります。ここでは募集終了面積が15,565坪(31.3%の増加)となり、募集開始面積14,182坪を上回りました。この結果、港区も前月比で1.1%の減少となり、消化が進んでいる様子が見受けられます。
注目のサブマーケット「茅場町・八丁堀・新川」
レポートでは「茅場町・八丁堀・新川」という特定エリアにも注目が集まっています。このエリアでは、日本生命東八重洲ビルの大規模な募集終了があった一方で、ONE SHINKAWA(173坪)などの比較的小規模な新規募集が行われている状況です。特に大規模な募集終了は同エリア全体の動向に影響を与えており、今後の展開が注目されています。
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