福岡県と株式会社ボーダレス・ジャパンが手を組んで、新たな地域創生に向けた取り組みを始動しました。その名も「つなぐっと!FUKUOKA」。このプログラムは、企業がソーシャルセクターと連携し、地域が抱える多様な課題に立ち向かうことを目的としています。
1. 背景
企業とソーシャルセクターの協働は、現代の社会においてますます重要視されています。少子高齢化や人口減少、地域コミュニティの変化といった現状は、地域課題の複雑化を招いており、単独の力では解決が難しさを増しています。それに対して、企業は「社会貢献をしたいが、どこから手をつければ良いかわからない」という声を上げています。一方、NPOや社会的企業も同様に、企業との接点を模索しながら、協力関係を築くことが難しい状況です。そこで、「つなぐっと!FUKUOKA」が誕生しました。
2. プログラムの内容
このプログラムでは、福岡県内に本社や事業拠点をもつ企業約10社が対象となります。企業と地域課題に取り組むNPOや一般社団法人、社会的企業との出会いを支援し、自社のリソースを活用した共創プロジェクトの企画から実践までを伴走します。これにより、企業は自社が持つ人材や技術、ネットワークを最大限に活かしながら、地域課題の解決に貢献することが可能になります。
3. プログラムの特徴
このプログラムにはいくつかの特長があります。まず、企業とソーシャルセクター双方のヒアリングを行い、課題や目指す姿、活用できる資源を整理します。その上で、最適なプロジェクトの組み合わせを設計し、単なるマッチングを超えた伴走支援を行います。さらに、福岡県内の様々な活動現場を訪問するフィールドツアーや、プロジェクトを企画・実行するために必要な支援を一貫して提供することが特徴です。
4. スケジュール
エントリー受付は2026年7月29日から8月25日まで行われ、参加企業を募ります。プログラム開始に先立ち、福岡市内でのキックオフイベントが2026年9月14日に開催され、参加企業同士のネットワークを構築するためのワークショップも行われます。プロジェクトの成果発表は2026年1月7日に予定されており、ここで各企業が実施したプロジェクトの成果を発表します。
5. 参加対象
a: このプログラムは、環境、福祉、教育など、地域に根ざした多様な課題に取り組む意欲のある福岡県内の企業が対象です。具体的なテーマとして、資源循環や脱炭素、教育格差や不登校支援などが考えられており、企業は自社の強みを活かしながらソーシャルセクターとの連携を進めることが求められます。
6. オンライン説明会
エントリー前には、2026年8月6日にオンライン説明会も予定されています。この機会にプログラムの詳細やマッチングの仕組みについて詳しく説明される予定です。興味がある企業はぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。
「つなぐっと!FUKUOKA」プログラムは、企業とソーシャルセクターが互いに補完し合い、地域の課題に対して持続可能な解決策を見出していく有意義な機会です。地域の未来を共に築いていくため、この取り組みが多くの企業や団体にとって、実り多い経験となることを期待しています。