LegalOn Technologies、国際基準のISMS認証を取得しセキュリティを強化

LegalOn Technologies、ISMS認証を取得

株式会社LegalOn Technologiesは、情報セキュリティの国際基準であるISMS（ISO/IEC 27001:2022）及びISMSクラウドセキュリティ認証（ISO/IEC 27017:2015）を取得しました。これにより、同社の提供する法務AIサービスが情報管理において高い水準を保持していることを示しました。

ISMS認証とは

ISMSは、情報セキュリティマネジメントシステムを意味し、組織が情報セキュリティ及びプライバシー保護に関するリスクを管理するための国際的なフレームワークです。この認証を得るには、情報の機密性、完全性、可用性を維持しなければなりません。また、リスク管理を適切に実施し、審査機関からの評価を受ける必要があります。

一方、ISMSクラウドセキュリティ認証は、クラウドサービス特有のリスクに対応する基準を設けています。これにより、クラウド環境での情報の管理が強化され、信頼性の高いビジネス運営が可能となります。

LegalOnのグローバル展開

これまでの経緯として、LegalOn Technologiesは2018年12月に初のISMS認証を取得し、2021年にはクラウドセキュリティ認証を手にしました。今回の認証は、同社が展開する法務AI「LegalOn」とAIカウンセル「CorporateOn」に適用され、一層の信頼性向上へとつながります。

「LegalOn」は、法務業務を効率化するために開発されたAIシステムであり、特にグローバル市場での利用が進んでいます。このプラットフォームによりお客様は、法務チームの業務を最適化し、業務の生産性を高めることが可能です。

企業情報と将来展望

LegalOn Technologiesは、AIと法律の専門知識を兼ね備えた企業として、2017年設立以来、リーガルAIサービスの開発に注力しています。2025年9月末までに7,500社の企業に導入される見込みです。また、2025年1月にはコーポレート全体への事業拡大を行い、AIカウンセル「CorporateOn」の提供を開始しました。

今後も同社は大規模言語モデルやAIエージェントを活用し、より多様な企業のニーズに応えるソリューションを提供することで、ビジネスの発展を支援していく意向です。