セクシャリティ教育成功
2025-07-22 08:21:38

障がい児向けセクシャリティ教育セミナーが成功裏に終了

54名が参加した障がい児のためのセクシャリティ教育セミナー



令和7年7月16日、京都府城陽市で「障がい児へのセクシャリティ教育について」と題されたセミナーが開催され、定員を上回る54名が参加しました。本セミナーは特定非営利活動法人ゆう・さぽーとの主催で、障がい児支援に関心を持つ多くの人々が集まりました。

セミナー開催の背景


このセミナーは、「全ての人は性的存在であり、性は人権である」という理念を基に、障がい児支援に関わる大人たちが性についての正しい理解を深めることを目的にしています。人権問題や性への認識が高まる中、特に最近の児童を狙った性犯罪の増加が、このセミナーへの高い関心を生んだと言えるでしょう。参加者たちは、業界内外からの広報活動により集まり、共通の課題に向かって学びを深めました。

高い関心を反映した参加者数


セミナーは、当初の定員40名を大幅に超える54名が参加し、そのほとんどが「内容に興味があった」と回答しました。これは、障がい児支援に携わる多くの人々が性についての理解を深めたがっている証拠と言えるでしょう。アンケート結果によれば、参加者の多くが真剣にこのテーマに向き合っていることがわかります。

専門講師による質の高い講義


講師には、NPO法人発達障害サポートセンター ピュアで勤務する平木真由美氏が迎えられました。看護師や社会福祉士の資格を持つ彼女は、長年にわたり発達障害児の支援に携わり、その経験から専門性の高い講義を提供しました。参加者は、分かりやすい説明に引き込まれ、途中の演習も交えて具体的なアプローチを学びました。

具体的な学びと課題解決へのアプローチ


セミナーでは、「性は人権であると同時に、それを適切に伝える方法がある」ことが強調され、特に「性器の呼び方を医学用語で伝えることの重要性」や「拒否の意思表示を伝える練習」などの具体的な学びがありました。また、参加者の多くが自身の課題や困りごとを解決する手助けとなったことも示されています。

参加者の手応えと継続的な学びへの期待


今回は「もう一度続けてほしい」といった多くの声が上がり、具体的な事例を持ち寄る場や、性教育の段階に関する研修の開催要望が寄せられました。特定非営利活動法人ゆう・さぽーとは、今後も障がい児へのセクシャリティ教育に関する機会を提供していく予定です。

今後の展望


このセミナーの成功と参加者の積極的な学びの姿勢は、今後の障がい児支援におけるセクシャリティ教育の重要性を再確認させるものでした。当法人は、次回以降もこのような学びの場を設け、障がい児支援の質を向上させることに努めます。

【問い合わせ先】
特定非営利活動法人ゆう・さぽーと
担当:中野
TEL:0774-26-3007
Mail:[email protected]


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人ゆう・さぽーと
住所
京都府城陽市枇杷庄島ノ宮20番地21
電話番号
0774-26-3007

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