デザイナー必見の新刊『デザイナーのビジネススキルキャリア5年目からの「壁」の越え方』
2025年9月16日、株式会社コンセントの取締役・大﨑優による初の著作、『デザイナーのビジネススキルキャリア5年目からの「壁」の越え方』が発売される。この本では、デザイナーとしてのキャリアを積んできた人々が直面する「5年目の壁」を乗り越えるために必要なビジネススキルとマインドセットが紹介されている。デザインのスキルだけでなく、ビジネスの視点を持つことの重要性が強調されており、これからのデザイナーにとって欠かせない内容となっている。
この著書は328ページにわたり、デザイナーが自身の価値をどう構想し、自らデザインをビジネスに生かしていくかを掘り下げている。「受け身のデザイン」から脱却し、自ら積極的に動くデザイナーになることが求められる今、読むべき価値がある。
特徴的な内容
本書では、特に5年目のデザイナーが置かれた立ち位置や役割について深く考察している。他業種とのコミュニケーション能力やプロジェクトの企画力などを養う方法が具体的に述べられ、デザインを「価値創出の装置」として再定義する視点も提案されている。これにより、デザイナーは自分の仕事がどのように企業の収益に寄与するのかを理解し、より一層に価値を発揮できるようになる。
また、著者の大﨑優は20年以上のキャリアを持ち、実際のデザイン業務を経て経営にも携わってきた経験を基にして、この書を執筆している。そのため、実践的なビジネススキルを学ぶだけでなく、効果的なマインドセットや振る舞いについても意識を向けることができる。作品に対する客観的な視点やまとめる力も身につけられるため、読者は新たな気づきを得ることができるだろう。
企画力と共創の力を育む
また、本書の構成も工夫されており、ビジネススキルを身につける過程を段階的に学べるようになっている。具体的な章立てによって、自らの立ち位置を明確にし、周囲を理解して結びつく力、自ら動き出す力、そして自分の意見を対話の中で磨く力を養うことができる。これにより、読者が自身のビジネスの場でより活躍できるように設計されている。
出版記念セミナーの開催
さらに、発売日の9月16日には、出版を記念したオンラインセミナーも開催される。このセミナーでは、大﨑が直接「デザイナーにとってビジネススキルとは何か?」といったトピックを掘り下げ、参加者とのリアルタイムなやり取りも行う。セミナーは無料で視聴できるため、デザイナーを目指す方々にとっても貴重な機会となる。
おわりに
デザイナーはこれからの市場においてますますその重要性が増している。変化にしなやかに適応し、自分自身の価値をしっかりと構想しデザインする力が求められている。本書は、そうした新たな時代に必要なスキルを学ぶためのバイブルとなるだろう。ぜひ手に取ってみていただきたい一冊である。