海のバリアフリー実現へ！釜石ユニバーサルビーチプロジェクト

釜石ユニバーサルビーチプロジェクト

2025年8月9日、岩手県釜石市の根浜海岸で、障がいのある方もない方も一緒に楽しめるビーチづくりを目指す「釜石ユニバーサルビーチプロジェクト」が、海のバリアフリー化に向けたユニバーサルビーチ体験会を開催します。この体験会は、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトが主催し、釜石市をはじめ、地域のさまざまな団体が後援・協力を行っています。

このプロジェクトは、2011年に起こった東日本大震災の影響を受けた地域の復興と共に、障がいを持つ方々が海での楽しさを実感できる場所を提供することを目指しています。

ユニバーサルビーチ体験会の詳細

開催日：2025年8月9日(土)
時間：10時00分〜15時00分
場所：岩手県釜石市根浜海岸
参加費：無料
定員：8組（予約が必要）
対象：障がい者及びそのご家族

この日は、ビーチマットを用いた障がい者向けのアクティビティや、水陸両用車イスを利用したビーチ体験が行われ、家族全員が一緒に楽しむことができる内容を予定しています。また、車イス対応のトイレや更衣室、冷房付きの多目的ルームも用意されており、利用者に配慮した設備も整っています。

参加を希望される方は、下記のURLから事前にお申し込みが必要です：
申し込みフォーム

須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの理念

“NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト”は、「みんなのできないをできた！に変える」をスローガンに、障がい者や高齢者、小さなお子さんを含む、誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチの普及に努めています。

このプロジェクトは、持続可能な開発目標（SDGs）に向けた先進的な取り組みとして、2021年度の教科書にも掲載されています。また、国際的な受賞歴も持ち、2023年にはブルーフラッグベストプラクティス賞で世界2位を獲得しました。

家族みんなの未来を育む

「根浜海岸」といえば、美しい景観と豊かな自然に囲まれた場所です。「来てね！」というメッセージを通じて、障がいをお持ちの方々に海の楽しさを体感してもらいたいという思いが込められています。プロジェクトのスタートから多くの人々の協力を得て、「できない」を「できた！」にするための取り組みが進められています。

家族と一緒に、未来への可能性を広げる体験に参加してみませんか？それが、誰もが住みやすい社会に繋がる一歩となるはずです。

詳細な情報やお申し込みについては、公式サイトや下記の連絡先にて行っています。