越境ECの新連携
2025-04-15 14:21:15

BtoB越境EC「SD export」がジェトロの輸出支援事業に連携

BtoB越境EC「SD export」が新たにジェトロと連携



株式会社ラクーンコマースが運営する海外向けBtoB卸販売サイト「SD export」ですが、最新の取り組みとして独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)が推進する輸出支援事業「JAPAN LINKAGE」に連携企業として参加することを発表しました。この連携により、SD exportは国際的な市場での存在感をさらに強化し、日本企業の海外進出をサポートします。

越境EC市場が注目を集める理由



2023年に入ってからのデータによると、越境EC市場の規模は急速に成長しています。具体的には、2021年の時点での市場規模は7,850億USドルとされ、2030年には驚異の7兆9,380億USドルに達する見込みです。この成長は、海外商品の認知度の向上や独自商品、限定品への購買欲求の高まりが主な要因となっており、特に事業者にとってはグローバルな顧客層の獲得が重要です。経済産業省の調査結果にもこの傾向が示されており、市場の拡大は今後も継続する見込みです。

SD exportについて



「SD export」は、海外進出を目指す企業にとっての強力なパートナーです。具体的には、集客・翻訳・輸出手続き・代金回収・アフターサポートなど、海外での販売に必要な一連のプロセスを代行します。扱う商品のジャンルも広く、アパレルや雑貨、家具、生活家電、食品など合計で約83万点が掲載され、国内外の事業者にとって魅力的なビジネス環境を提供しています。

JAPAN LINKAGEの仕組み



新たにスタートする「JAPAN LINKAGE」は、ジェトロが運営する「Japan Street」と連携しています。このプラットフォームは、海外バイヤーとのマッチングを促進する目的で設計されています。日本企業が自己の製品を簡単に海外バイヤーに紹介するためのオンラインカタログとして機能しており、バイヤーとの接点を増やす大きなチャンスを提供します。

日本企業は、Japan Streetを介して、商品情報や写真を登録すれば、簡単に海外市場にリーチできるようになるというメリットがあります。

今後の展望



今回のSD exportによるJAPAN LINKAGEへの参加が、日本企業にさらなる輸出機会を提供することが期待されています。連携により、Japan Streetに登録されている情報をSD exportの利用に活かすことができ、煩わしい再登録作業などが不要になります。たしかに、これによりBtoB越境EC市場全体の活性化が期待されています。

今後、SD exportはこれまでのノウハウを活かし、さらなる連携や施策を通じて、より多くの日本企業が海外市場に挑戦できる環境を整備していくと発表。越境EC市場の拡大に向けた努力を続ける姿勢が強調されています。

参考リンク


Japan Street

ジェトロ公式サイト

スーパーデリバリー

会社情報


株式会社ラクーンコマースは、2018年に設立され、東京都中央区に本社を構えています。代表取締役社長は和久井岳氏です。日本国内の企業が持つ商品を海外市場で販促することを目的としたサービスを展開しており、その可能性を広げる多くの試みを行っています。


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会社情報

会社名
株式会社ラクーンホールディングス
住所
東京都中央区日本橋蛎殻町1-14-14
電話番号
03-5652-1692

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