日本の保険業界に革新をもたらすInsureMOの新しいサービス
近年、保険業界はデジタル化の波にさらされ、これまでのビジネスモデルや業務プロセスを見直す必要性が高まっています。特に、生命保険市場では変額保険が注目を集めており、その需要は増加の一途をたどっています。そんな中で、シンガポール発のテクノロジープロバイダーであるInsureMOが、国内の生命保険会社向けに「変額保険商品対応マイクロサービスおよびAPI」の日本語版の本格的な提供を開始しました。この取り組みは、業界の非効率を解消し、サービス提供の迅速化を実現するための一手となるでしょう。
変額保険の重要性と現状
変額保険は、投資型の保険商品であり、資産形成の選択肢として多くのニーズを抱えています。しかし、従来の基幹システムにおいては、複雑なロジックや運用の負担から、新しい商品を追加したり仕様変更する際には長い時間と高いコストが掛かるという課題がありました。これが結果的に、保険会社にとって新サービスの展開を妨げる要因となっていたのです。
そこでInsureMOが提供するのが、ノーコードで変額商品の設定が可能なマイクロサービスとAPIの組み合わせです。この機能により、保険会社は新たな商品を立ち上げるまでの時間を大幅に短縮でき、開発期間は従来の約1/10にまで削減されることが期待されています。
お客様のニーズに応じた速やかな提供
InsureMOのサービス提供は、国内の大手生命保険会社からの要望に基づいて進められています。このような顧客のニーズを受けて開発された変額保険対応機能は、迅速な商品開発と柔軟な管理が可能となります。これにより、保険業界の変革を加速させることができるのです。
未来へのビジョン
今後、InsureMOは変額保険だけでなく、外貨建て商品や投資性保険、さらには個人型DC・年金商品など、より多様な資産形成・運用系商品への拡大を予定しています。これにより、保険会社はより競争力のある商品を市場に投入することが可能となります。
代表取締役の発信
InsureMOの代表取締役、河上 勝氏は、「今回の変額商品対応は、保険会社様の『商品開発・改修スピード』という長年の課題に対する一つの答えです。クラウドネイティブとマイクロサービスの融合により、今まで考えられなかったスピードと柔軟性を提供し、これからの日本の保険業界のイノベーションを加速させていきます」と語ります。
InsureMOの背景
InsureMOは2000年に創業し、保険業界のテクノロジーに特化して事業を展開してきました。約40の国・市場で500社以上の顧客基盤を持つ同社は、日本国内の金融機関でも20社以上にわたってその技術を採用されています。目指すは「保険を簡単に」というミッションであり、保険業界のシステムの柔軟性にボトルネックを抱える課題解決に挑んでいます。
この新しいマイクロサービスとAPIにより、保険業界の革新が加速することは間違いありません。InsureMOの取り組みが、今後の保険商品開発に与える影響に注目が集まります。詳しくは
公式サイトをご覧ください。
会社情報
- - 社名: InsureMO株式会社
- - 所在地: 東京都港区南青山2丁目2番15号 ウィン青山14階
- - 代表者: 代表取締役 河上 勝
お問い合わせ先