高砂市の教育が変わる！YEデジタルのICT環境改善への取り組み

高砂市の教育を変える！YEデジタルのICT導入

高砂市教育委員会が、株式会社YE DIGITALが提供する「学習者用デジタル教科書キャッシュ機能」を搭載した「NetSHAKER」を正式に導入しました。この取り組みにより、小中学校合わせて16校でのICT環境が大きく改善され、子どもたちがデジタルコンテンツを快適に活用できるようになりました。

教育現場が直面するICTの課題

高砂市では、文部科学省の「GIGAスクール構想」を受けて、ICT機器の導入を進め、1人1台のChromebookを支給しましたが、デジタルドリルなどの動作が遅く、OS更新による回線負荷に悩まされていました。このような課題が解消されなければ、ICT活用が進まないという問題が存在しました。

教育委員会では、授業における学びの質を高めるべく、さまざまな工夫を行い、さらなるICTの活用を進めてきました。しかし、ICTの導入が進むにつれ、一斉接続時の回線速度に対する不満が増える結果となり、根本的なシステムの見直しが求められるようになりました。

NetSHAKERが生み出す快適な学びの環境

「NetSHAKER」のキャッシュ機能を試すことになり、これによりデジタル教科書やドリルの授業が支障なく進むことが確かめられ、採用が決定されました。生徒たちは、画像や映像が多く使用される授業でも教材の読み込み時間が短縮され、授業がスムーズに進行するようになりました。

特に「やってみたい」という子どもたちの意欲を妨げることなく、最適なタイミングで学習を進められる環境が整い、学びの質が向上しています。また、頻繁なOSアップデート機能により、全端末が常に最新の状態に保たれるため、安全性も向上しました。

高砂市教育委員会の今後の展望

高砂市教育委員会は「Start a Movement」というビジョンを掲げ、ICT導入を通じて新しい学びを提供することを目指しています。デジタルコンテンツの整備とシングルサインオン環境を整え、校内ネットワークを介した繋がりを強化していく方針です。今後は、「NetSHAKER」の見える化オプションやダッシュボード機能を利用して、校務の改善にも活用する予定です。