クセ強キャラと化した俳優・神田聖司の挑戦と成長の軌跡
スーパー戦隊シリーズの50周年を祝う新作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』が放送中だ。この番組で演じられているのは、特に個性的なキャラクター、暴神竜儀を演じる俳優・神田聖司だ。彼のユニークなキャラクターやそこに至るまでの道のりを深掘りしていこう。
神田聖司とは?
神田聖司は、千葉県出身の31歳。彼は兄が2人、妹が1人という4人兄弟の三男として生まれ、初めは野球に夢中になっていた。小学生の頃には、『野豚をプロデュース』というドラマに感銘を受け、漠然と芸能界への興味を抱くが、専門的に目指すことはなかった。中学時代のスカウトは、後に彼の旨に何かのキッカケとなる。
中学時代の挫折と高校生に
中学時代は野球漬けの日々を送った神田だが、部活のメンバーとの遊園地での出来事が、彼の人生を変える一歩となる。スカウトを受けた際、両親に相談するも父親からの厳しい問い掛けが彼の心に不安を植え付け、その道を諦めることに。
大学時代の出会いと自分探し
高校生活では、部活動を辞めて楽なバスケ部に参加し、純粋に楽しむことを優先。しかし、進路を考える中で、自分が本当にやりたいことを再確認し、結局、教員を目指して教育学部に進学。その中で俳優を諦めきれない気持ちが芽生え、23歳での挑戦を決意する。
苦悩の日々とデビュー
芸能事務所に所属し、初めての舞台で緊張しながらもその楽しさを体感。一方で、マネージャーからは「クセがない」と言われ、苦悩の生活が続く。数年後、フリートークイベントやコメディ挑戦後、コロナ禍で新たな趣味を見つけ、絵を描くことで新たな発見も得る。
チャンスを掴む瞬間
2022年、フジテレビ系ドラマに出演するチャンスが巡ってくる。名のある役を勝ち取ることで、彼の俳優業を大きく前進させ、以降も作品への出演が増えるようになる。特に『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』での出演が決まった時、年齢がダントツで上の31歳という立場から、逆に奮起する。
現在と未来の目標
現在、神田聖司は仲間たちとの研鑽の日々を過ごしている。自身の個性と反対のキャラを用いながら、全力で演じる楽しさを味わっている。彼は「いつか、自分達の戦隊を見てヒーローに憧れてくれる子供たちが増えれば嬉しい」と今後の夢を語り、今後の活躍が期待される。
情報リンク
『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』