クオリカとスタディスト、業務改革を支援するパートナー契約を締結
株式会社スタディストは、クオリカ株式会社との間で、マニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」を中心にした販売パートナー契約を結んだことを発表した。この提携は、特に製造業をターゲットとし、業務の標準化や効率化を進めることを目的としている。
提携の背景
最近では、業務の効率化や人手不足といった課題が企業において大きな関心を呼んでいる。特に、業務の標準化が進んでおらず、多言語対応も求められる中、分かりやすいマニュアル作成は急務となっている。このニーズに応えるために、クオリカが持つ顧客基盤と、スタディストの「Teachme Biz」およびそのコンサルティングサービスを組み合わせることで、より多くの企業の生産性向上を実現することを目指している。
クオリカのタイ法人であるQUALICA(Thailand) Co., Ltd.とは2019年から提携しており、すでに多くの成果をあげている。これにより、両社の強みを活かした包括的な提案が可能となる。
提携の概要
今回の提携により、クオリカはスタディストが提供する「Teachme Biz」などのサービスを販売し顧客に提案することができる。従来の業務の暗黙知を可視化し、ナレッジを共有することで、従業員の教育や研修にかかる時間を短縮し、さらには人材の定着率向上にも寄与することが期待されている。
クオリカは2028年3月までに30社へのソリューション提供を目指す計画を立てており、今後も業務の効率化を推進していく意向を示している。
教育とマニュアルの新しい形
「Teachme Biz」は、クラウド型のマニュアル作成と共有システムである。このツールは、企業がマニュアルを効率的に作成・管理できるよう設計されており、人材育成や顧客満足度の向上にも貢献している。AIを活用することで、動画の自動編集やマニュアル自体の自動生成も可能となっており、作業時間の大幅な削減が期待されている。すでに国内外で2,100社以上がこのシステムを導入しており、月額59,800円(税抜)からの利用が可能であることも魅力の一つである。
今後の展望
スタディストは各業界に強みを持つパートナーとの提携を積極的に進めており、クオリカとの提携がその一環として位置づけられている。業務の効率化や生産性向上は、今後の企業活動においてますます重要になる。両社は、より多くの企業がこの流れに乗れるよう、共同提案活動を推進していく予定だ。
まとめ
クオリカとスタディストの提携は、業務効率化や生産性向上に向けた大きな一歩となるだろう。新たなパートナー契約を希望する企業に対しても、両社は門戸を開いており、さらに多くの企業が恩恵を受けられることが期待されている。具体的な問い合わせについては、各社の公式サイトからアクセス可能だ。
このように、ビジネス環境が急速に変化する中で、最新の技術を取り入れていくことが急務であり、両社の提携はその一助となる。