タンザニアで学校建設
2020-01-15 13:10:03
特定非営利活動法人コンフロントワールドがタンザニアでの学校建設プロジェクトをスタート
タンザニアでの教育支援プロジェクト
特定非営利活動法人コンフロントワールドは、「不条理の無い世界の実現」を目指し、タンザニアでの学校建設を開始しました。このプロジェクトは、教育の質が低い公立学校の状況を改善し、生徒たちにより良い学びの場を提供することを目的としています。
背景
タンザニアでは、多くの子どもたちが政府が運営する公立学校に通っていますが、教育環境にはさまざまな問題が存在しています。例えば、生徒数に対して教師や教材、教室が不足しているほか、モチベーションの低い教師による指導が続いています。これにより、公立学校での学力は低迷し、中学校の統一試験においては合格率がわずか3%という厳しい現実があります。
プロジェクトの概要
コンフロントワールドの活動は、団体のスタッフである溝口が2018年から2020年にかけてタンザニアで教師ボランティアとして活動していた経験に基づいています。彼が現地の教育センターと出会ったことから、私立学校の建設プロジェクトがスタートしました。
現在、協力している教育センターでは、早期教育を受けている子どもたちのために、3名の教師を雇用し、幼稚園生と小学生の計55名に教育を行っています。今後5年以内に私立学校としての正式登録を目指しているという事業です。
教育環境の充実
タンザニアは、急速に人口が増加しており、今後15年間で約3000万人増えると予想されています。このため、公立学校は今後ますます圧迫されることが予想されます。質の高い教育を受けるためには、私立学校の設立が必要とされており、特に優秀な教師の雇用や教育環境の充実が課題です。
政府からの認可を得るためには、教室やトイレの数が指定されており、コンフロントワールドはこれを満たすための支援を行います。具体的には教室一棟の建設費用を提供し、質の高い教育環境を築くことを目指しています。
未来に向けたビジョン
コンフロントワールドの最終的な目標は、子どもたちが自らの未来を選択できる社会の実現です。教育を通じて、生徒たちが自立し、将来的にはビジネスを始めたり、家族計画を立てたりする能力を身につける姿を描いています。また、特に女性に対しては、若年での結婚や妊娠以外の選択肢を提供することも大切なビジョンです。
「不条理の無い世界」とは、生活や権利が保障され、全ての人が自らの未来を選べる社会を意味します。コンフロントワールドはこの理念のもと、今後も教育支援活動を拡大していく計画です。私たちは、子どもたちが夢を持ち、自らの力で未来を切り開くための支援を続けていきます。
まとめ
特定非営利活動法人コンフロントワールドは、タンザニアにおける教育支援を通じて、より良い未来を築くための取り組みを推進しています。教育の質を向上させ、子どもたちが自らの可能性を広げる支援を行なっていくことで、彼らの未来を明るく照らす活動を継続していきます。
会社情報
- 会社名
-
特定非営利活動法人コンフロントワールド
- 住所
- 東京都港区浜松町2丁目2番15号浜松町ダイヤビル2F
- 電話番号
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03-6848-5700