CCBTがアーティストを選出
2025-06-19 15:34:29

シビック・クリエイティブ・ベース東京が新たなアーティストを発表し、未来のコモンズを探求!

シビック・クリエイティブ・ベース東京が新たなアーティストを発表



シビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)は、2025年度のアーティスト・フェローに選ばれた5組を発表し、彼らの新たな創作活動に期待が高まっています。今回の選考は、CCBTのコアプログラムである「アート・インキュベーション」の一環として行われており、クリエイターに新たな創作の機会を提供するとともに、そのプロセスを市民と共有することで、都市の未来をより良くすることを目指しています。

アーティスト・フェローの選出理由



今年は「これからのコモンズ」というテーマのもとに122件の応募がありました。このテーマには、テクノロジーの発展や環境問題を背景に、現代社会における個人やコミュニティの新たな在り方を模索するアイデアが求められました。審査員たちは、特に非人間的視点から世界を捉える意欲的なプロジェクトに期待を寄せ、多様なアプローチを評価しました。

選ばれた5組は次の通りです:
  • - 上田麻希(うえだ まき)
  • - 岸 裕真(きし ゆうま)
  • - 土井 樹(どい いつき)
  • - 藤嶋咲子(ふじしま さきこ)
  • - 山内祥太(やまうち しょうた)

彼らは、それぞれの視点から「これからのコモンズ」の在り方を探求するための活動を行います。

各アーティストのプロジェクト



上田麻希: 見えない空気を可視化する


上田氏は匂いを手がかりに、「コモンズとしての空気」を見える化する複合プロジェクトに取り組みます。その中では、レクチャーやワークショップを通じて、空気の循環や生物多様性についての思考を誘発する予定です。

岸裕真: 平行植物園


岸氏は、植物知性という概念を用いてAIを再考し、人間以外の生命が共存できる新しいコモンズの形成を目指します。植物と環境データに基づく生成BIの開発が中心テーマです。

土井樹: Weather


土井氏のプロジェクトでは、市民と共に環境センサーを設置し、「微気候」を収集・公開します。これによりデータを音や光として体験できるインスタレーションを制作します。

藤嶋咲子: コエノクエスト


藤嶋氏は、都市に埋もれた声を可視化するゲーム作品を開発し、他者との対話の場を創出することで、都市における孤独や生きづらさに光を当てます。

山内祥太: 未知との遭遇


山内氏は、ヒューマノイドとの非言語コミュニケーションを探るプロジェクトに取り組みます。自然をテーマにしたインスタレーションで新しい発見を促進します。

期待される成果と展開



CCBTでは、アーティスト・フェローの活動を支援するために、制作費の提供や作業環境の整備、専門家からのアドバイスなどを行います。これまでに多くのアーティストと協力し、新たな作品の創出に成功してきた実績もあり、今回のプロジェクトも多くの人々に影響を与えることが期待されています。

選出されたアーティストたちは、今後の活動を通じて、東京の未来を創造し、地域社会との共創も進めていくことになるでしょう。

CCBTの取り組みは、アートとテクノロジーを融和させ、新しい社会の可能性を切り拓く試みです。これからの活動に大いに注目です。


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会社情報

会社名
公益財団法人東京都歴史文化財団
住所
東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967

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