越境ECとライブコマースの新時代!
越境EC市場は年々拡大しており、その中で個々の企業がいかにして利益を上げるかが重要な課題となっています。特に、日本国内のEC市場が停滞を見せる中、企業は新たな収益源を求めて海外市場に目を向けるようになっています。そんな中、株式会社ジグザグと17LIVE株式会社が業務連携を開始し、越境ソーシャルコマースの新たな展開が期待されています。
連携の背景と目的
ジグザグは、国内EC事業者の海外販売を支援する越境EC対応サービス「WorldShopping BIZ」を提供しています。一方、17LIVEは日本最大級のライブ配信プラットフォームであり、自社で展開するライブコマースソリューション「HandsUP」を通じて、視聴者に向けた直接的なマーケティングを行っています。両社のシナジーを活かし、日本の商品を海外の視聴者に販売促進を行うことで、互いのサービス価値を向上させる意図があります。
この業務連携によって、ジグザグの「WorldShopping BIZ」と17LIVEの「HandsUP Crossborder」が組み合わさり、1,300名以上の台湾KOLを活用した新しいビジネスモデルが創出されます。
KOLとの連携がもたらす新たな販売手法
17LIVEは、台湾のインフルエンサー(KOL)をマッチングし、越境ソーシャルコマースプラットフォーム「HandsUP Crossborder」を展開する予定です。これにより、各国の文化やトレンドを反映したプロモーションが可能になります。特に、台湾の市場は日本製品への関心が高く、ニーズに合った形で商品を提供することができるでしょう。
最近の調査によれば、台湾の20代の消費者の60.5%が商品を調べる際にSNSを利用していることが明らかになっています。これにより、ソーシャルコマースの成長可能性が示唆されており、両社が連携することで、ターゲット市場に特化したアプローチが期待されます。
セミナーの開催について
アライアンスを記念して、両社は2024年8月28日に「越境ECの売上を飛躍させる次の一手!東南アジアにおけるKOL活用」というテーマのオンラインセミナーを開催します。このセミナーでは、越境ECの最新トレンドや成功事例の紹介、実際にどうKOLを活用するかに関するノウハウが提供される予定です。
参加費は無料で、越境ECに関心のある企業や関係者には貴重な情報を得る良い機会となるでしょう。参加申し込みリンクは
こちらです。
まとめ
越境ECは今後ますます重要なビジネスモデルとなることが予想されます。特に、ライブコマースはその双方向性から顧客との接点を強化できるため、効果的な販売手法として注目を集めています。ジグザグと17LIVEの業務連携は、今後の越境EC市場において新たな地平を切り開くことでしょう。双方の取り組みから目が離せません。