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新たな形の高崎だるま、その名も「夢を更新するだるま」

高崎だるまは、これまで願いを込めた目の色を通じて夢を現実にする象徴的な存在でした。しかし、今回はその伝統を受け継ぎながらも、全く新しい形に生まれ変わりました。それが「夢を更新するだるま」です。
このプロダクトは、高崎だるまを丸ごとホワイトボード化することで、夢を何度でも書き換え可能にしました。特に、近年の不安定な社会情勢を背景に、夢を固定するのではなく柔軟に更新していく重要性を提案しています。

プロジェクトの背景と意義

このプロダクトは、bud brand2022によって開発され、同プロジェクトで準グランプリを受賞しました。プロジェクトの理念は、「日本の学生やクリエイターが、世界でひと花咲かせる」こと。この理念に基づき、「夢を更新するだるま」は、新しいウェルビーングの提案として位置付けられています。
「夢を更新するだるま」は、夢を描き、失敗を恐れずに新たな目標を描き直すことを促す、心地よいツールなのです。

高崎だるまの伝統と美しさ

元々、高崎だるまは、願いを込めた左目を最初に入れ、願いが叶ったら右目を入れる伝統的な製品です。この神秘的なプロセスを維持しつつも、新しい機能を持たせたこの製品は、技術者による高い技術力によって実現しました。デザインは、受賞歴を持つデザインチームOS2（青山紀恵、志水雅治、木下翔太郎）が担当し、その美しいデザインは、製造元である「だるまの幸喜」との密な協力によって生み出されています。

製品の特性と作成プロセス

特に注目すべきは、だるまの基本的な白色に使われる材料です。これは、伝統的な胡粉（ごふん）と膠（にかわ）を贅沢に使用。この基盤の上にホワイトボード化するための樹脂を重ねるという手法で、従来の高崎だるまとは異なる、唯一無二の美しさを持つ製品が誕生しました。これにより、職人技によって新たに息を吹き込まれた「高崎だるま」は、現代のライフスタイルにもフィットする形となります。

世界へ羽ばたく「夢を更新するだるま」

現在、「夢を更新するだるま」はミラノデザインウィーク2022を皮切りに、世界各国での販売に向けて準備が進められています。その過程で、多くの販路の開拓や取材も受け付けていますので、関心のある方はぜひお問い合わせいただきたいです。

最後に、一般社団法人ミキサーが掲げる「五大陸×五感を刺激する、クリエイティブの総合商社」という理念のもと、今後もこのプロダクトを通じて社会に新しいコミュニケーションを展開していきます。

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