AIVALIXが賞受賞
2025-10-17 13:19:20

東京大学発AIスタートアップAIVALIXが最優秀賞を受賞しインフラ業界を革新

東京大学発AIスタートアップAIVALIXが最優秀賞を受賞



インフラメンテナンスの最前線でAIの力を活用するスタートアップ、AIVALIX株式会社が最新のスタートアップ支援プログラム「INTLOOP Ventures Accelerator」(IVA)の最終ピッチにおいて最優秀賞を受賞しました。このプログラムは、東京大学の学生を中心とした革新的な取り組みから生まれたもので、AIを駆使してインフラ業界の構造的な課題解決に挑んでいます。

AIVALIXの強みと挑戦



AIVALIXは、インフラメンテナンスの全プロセスを最適化し、自動化する次世代AIプラットフォーム「INFRAI」を開発。主に上下水道やガス、プラントなどの配管インフラの保守管理に特化したこのプロダクトは、AIによるリスクスコアリングを通して故障リスクを可視化し、メンテナンスの効率化をますます進めています。これにより、以前の定期点検や経験則に頼らず、科学的根拠に基づく保全計画の立案が可能となります。

プログラム概要と受賞の背景



最終ピッチは2025年9月30日に東京都港区のINTLOOP本社で行われ、AIVALIXを含む4社が各自の成果を発表しました。AIVALIXのピッチは、社会実装力、スケーラビリティ、共同創造の観点から特に高い評価を受け、出席していた審査員の心を掴みました。INTLOOPの幹部メンバーも参加し、各企業のプレゼンテーションを評価しました。

このプログラムは、INTLOOPが持つコンサルティングと人材ネットワークを活用してスタートアップの実装力を高めることを目指すもので、授与された賞はAIVALIXにとって大きな自信と継続的なサポートを約束するものです。

今後の展望



AIVALIXは今後、自治体やインフラ事業者とのさらなる実証プロジェクトを進めていく方針です。特に、民間インフラ設備へのソリューション展開やグローバル市場におけるパートナーシップの開発に注力し、資金調達活動も本格化する見込みです。

日本国内では老朽化したインフラと人手不足が同時に問題になっており、AIVALIXはこれに対し、現場知識とAI技術を掛け合わせた新たなソリューションを提供することを目指しています。そして、INFRAIはインフラメンテナンスの新たなスタンダードとして定着することが期待されています。

AIVALIXの使命



AIVALIXの代表取締役社長、中山太洋氏は、今回の受賞を「多くの優れたAIスタートアップの中で選出されたことを大変光栄に思う。社会の構造課題をAIの力で根本から解決することを目指す」と述べています。AIVALIXは、インフラ業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を先導し、次世代の社会インフラを築く使命を持っています。

AIVALIXの成果は、単なる受賞にとどまらず、AI技術を活用したインフラの持続可能性向上と社会全体のレジリエンス強化に繋がることを目指しています。今後もその動向に注目が集まります。


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会社情報

会社名
AIVALIX株式会社
住所
東京都世田谷区太子堂4丁目1-1キャロットタワー6階
電話番号
080-1383-0702

トピックス(IT)

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