モリサワがタイ・バンコクのシンポジウム「BITS11」に登壇
株式会社モリサワは、来る2025年2月13日から16日までタイ・バンコクで開催される「BITS11」(ブランドアイデンティティーとタイポグラフィーシンポジウム)に協賛し、キーノートでスピーカーとして登壇することが決定しました。さらに、同社はブースも出展します。このシンポジウムは2010年にスタートして以来、アジア地域、特に東南アジアのデザイナーにとっての重要な交流の場となっています。
BITS11では、タイポグラフィーやブランディングがテーマとなるため、参加者はデザインに関するさまざまな知識や最新のトレンドを一堂に学べる機会が提供されます。モリサワは、昨年に英語版をリリースしたクラウド型フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」を紹介する予定です。これは特に、グラフィックデザインやWebサイトのUI/UX、映像制作など広範なクリエイティブ作業に利用される、柔軟なフォント環境を支えるサービスとして注目を集めています。
キーノートと新機能の紹介
登壇するのは、モリサワのサービス企画課に所属する品田佑夏さんです。彼女は2018年に入社し、国際タイポグラフィカンファレンス「ATypI 2019 Tokyo」のローカル責任者としても活躍してきました。今回のシンポジウムでは、彼女が発表する内容として、AI技術を活用した新機能や、モリサワ初のバリアブルフォント「DriveFlux」が含まれています。これにより、デザイナーたちは利用可能なフォントの幅をさらに広げ、創造性を豊かにすることができるでしょう。
BITS11の重要性
BITSはこのイベントを通じて、参加者が新たな知識を得るだけでなく、各国のデザイナーと意見交換を行うことができる重要な場を提供しています。特に東南アジアのデザインシーンの発展に寄与することで、相互に学び合い、刺激し合える環境が生まれることは、今後のデザイン業界にとっても非常に意義深いことです。また、モリサワの参加は、同社が国際的に展開する意志を示し、フォント業界におけるリーダーシップを強調するものでもあります。
Morisawa Fontsの展望
なお、Morisawa Fontsは2024年からシンガポールにおいてもサービスを開始する予定です。これにより、国境を越えて、より包括的なクリエイティブワークを支援する体制を整えています。事業規模に応じたエンタープライズ機能のアップデートも行われ、効率的なワークフローの構築をサポートします。
モリサワの新たな取り組みにより、さらなる国際展開が期待されます。シンポジウムに参加される方々にとって、この機会が新しいインスピレーションの源となることでしょう。
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