エフピコの取り組みが新たな段階に突入
食品トレーや容器の製造で知られる株式会社エフピコが、全国の小売企業と共同で実施している「ストアtoストア」に関する活動が、この度5,000店舗を超えたことを発表しました。これにより、環境問題への取り組みが一層加速しています。
5,000店舗達成までの歩み
この「ストアtoストア」は、エフピコが持続可能な社会の実現を目指して、多くの企業と協力しながら着々と進めてきた取り組みです。2022年11月には、中国シジシーと協力宣言を交わし、そこから約3年半の間に参加企業が増え、今では140社を超える企業と連携しています。この取り組みが全国に広がる過程には、地域密着型の企業との協力が不可欠でした。
この取り組みは、単なる回収だけでなく、地域のエコ活動の推進にも寄与しており、店舗を拠点にしてリサイクルの輪が広がっています。回収された資源は「エコトレー」や「エコAPET」、「エコOPET」として生まれ変わり、地域の売り場で新たに活用されるという循環型社会の一端を担っています。
環境への誓いとリサイクルの重要性
「エコストア協働宣言」と呼ばれるこの取り組みは、小売企業が主体となって環境目標を設定し、エフピコと共にリサイクルに取り組むものです。「ストアtoストア」の水平リサイクルは、使用済みの食品トレーやペットボトルをエフピコが開発したリサイクルシステムで新たな製品に生まれ変わらせます。このような仕組みは、店舗で回収された資源を再利用することによる持続可能なリサイクルとして注目されています。
例えば、使用済み食品トレーを新しい食品トレーへとリサイクルする「トレーtoトレー」や、ペットボトルを新しい食品容器へと生まれ変わらせる「ボトルto透明容器」といったシステムは、エフピコが独自に設計したものです。これにより、石油から作られるバージン原料の使用を減少させ、CO2の排出も抑制されています。
今後の展望
エフピコは、このエコストア協働宣言をさらに拡大し、最終的には300社、10,000店舗までの拡大を目指しています。「お店がその地域のエコリーダー」となることを志し、地域と連携して取り組む姿勢を崩しません。具体的には、環境教育活動や地域の小学校への出前授業、リサイクル見学ツアーなど、多彩な活動を展開していきます。
特に、次世代を担う子どもたちのために開発された学習まんが『食品トレーのひみつ』を地域に寄贈するなど、地域貢献にも力を入れています。また、店舗での環境学習イベントやデジタルサイネージを活用した情報発信を通じて、お客様への働きかけも強化していきます。
企業情報
エフピコは、スーパーマーケットやコンビニエンスストア向けの簡易食品容器を製造・販売する国内最大手メーカーです。リサイクルシステムを通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進しており、環境負荷の低減に貢献しています。所在地は東京都新宿区、西新宿オークタワー内で、1962年に設立されました。詳細は公式ウェブサイト(https://www.fpco.jp/)をご確認ください。